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“時短”の東芝BDレコーダにWチューナの3機種。無料アプリ「スマホdeレグザ」

東芝映像ソリューションは、Blu-rayレコーダー「レグザブルーレイ」の新製品として、再生時の時短効果が視覚的に確認でき、視聴可能時間に応じて絞り込んで番組が選べる「時短機能」を搭載したた3機種を6月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、2TB HDD搭載の「DBR-W2009」が62,000円前後、1TBの「DBR-W1009」が58,000円前後、500GBの「DBR-W509」が50,000円前後。

2TB HDD搭載の「DBR-W2009」

いずれのモデルも、地上/BS/110度CSデジタルチューナを各2基搭載。2番組の同時録画が可能。HDD容量以外の主な仕様は共通だが、500GBモデルは無線LANを搭載していない。

1TB HDD搭載の「DBR-W1009」

録画番組の再生時に、番組ごとに「通常再生」、「らく見」、「らく早見」、「飛ばし見」の4つのコースが選択可能。「らく見」と「らく早見」は番組の内容を省略することなく「時短」が実現できる。

キーワードやジャンルを設定しておくと、自動で該当する番組を録画するおまかせ自動録画機能も搭載。タレントの名前など、人物リストから好きな人物を選んで番組表検索が可能。時短リストに登録すると、予約録画番組、おまかせ自動録画番組の中から、登録した人物が出演している番組だけをすばやく検索できる。

ダビングから「おまかせダビング」を選択するだけで、番組の「らく見」で視聴した部分だけをBD/DVDにダビングも可能。スマホに録画番組をダビングする「スマホ持ち出し」も可能で、「らく見」部分だけを持出用に変換することもでき、編集作業を省略できる。

付属のリモコンを使わず、スマホでレコーダーの基本操作も可能。テレビを見ながら、次に再生する番組をスマホで探したり、録画予約などを操作できる。番組説明や出演者などの情報もスマホで確認可能。

こうした機能を使用するためには、これまで有料の「DiXiM Play」が必要だったが、8月以降に無料で使えるアプリ「スマホdeレグザ」を提供予定。なお、「スマホdeレグザ」アプリは、レグザブルーレイのほかの機種でも利用できる。対応機種の詳細は、後日発表するという。

SeeQVault HDDへのバックアップ機能、ダビング機能も搭載。Blu-rayソフトの再生時に、映像を4K(3,840×2,160ドット)にアップコンバート出力する事も可能。高精細技術の「XDE」が活用されている。

HDMI出力は1系統。500GBモデル以外は、IEEE 802.11ac/a/b/g/nの無線LAN機能を搭載する。LAN端子は全モデル装備。HDMI出力は1系統備えている。外形寸法は3製品共通で430×210×46mm(幅×奥行き×高さ)。重量は2TBモデルが約2.6kg、1TBが約2.4kg、500GBが約2.1kg。

500GB HDD搭載の「DBR-W509」
「DBR-W2009」の背面