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8K動画とVRオーディオ対応の「PowerDVD 19」。64bit最適化

サイバーリンクは、4K HDRやUltra HD Blu-ray(UHD BD)に加え、新たに8K動画にも対応した再生ソフト「PowerDVD 19 Ultra」を16日に発売した。ダウンロード版の価格は10,926円、アップグレード版は9,074円。

PowerDVD 19 Ultra

UHD BD再生を省いた「PowerDVD 19 Pro」(6,667円)と、BD非対応など機能を限定した「PowerDVD 19 Standard」(4,444円)も用意する。

パッケージ版は24日発売。価格はUltraが12,000円、Proが6,800円、Standardが4,500円。このほか、Ultraと同等の機能を備え、常に最新バージョンを利用できる定額制(サブスクリプション)バージョンの「PowerDVD Live」(4,980円/年)も提供する。

PowerDVD 19 Pro(左)/Standard(右)

PowerDVD 19は、Ultra/Pro/Standard全エディションで64bitネイティブ再生エンジンを搭載し、再生時に負荷のかかる高解像度映像もスムーズに再生できるとする。また、映像/音声を再生時にリアルタイムでオリジナルよりも高品質化するという「TrueTheater」技術を強化、4Kコンテンツにも適用可能にした(Ultraのみ、TrueTheater HDRも利用できる)。

ユーザーインターフェイスの改善点として、ワンクリックで映像を100%表示にする「1:1等倍表示ボタン」を追加。TrueTheaterを従来のダイアログを介さずワンクリックでオン/オフできるボタンも備える。

TrueTheaterが4K映像に適用可能に。ワンクリックでオン/オフできるボタンも追加

シリーズ最上位「PowerDVD 19 Ultra」は、UHD BDやVRヘッドセットを使った360度映像の再生など、従来バージョンからの機能を引き継いだことに加え、新たに8K解像度の動画再生に対応したのが大きな特徴。

VRヘッドセット使用時の360度VR映像とVRオーディオにも対応。そのほか、iOSの写真形式であるHEIFと、アニメーションGIFもサポートした。

PowerDVD 19 Ultraは8K動画再生に対応

Windows 10のHDR再生に対応。Intel、NVIDIA、AMDのGPUをサポートし、全画面表示だけでなくウィンドウモードでもHDR映像を再生できる。

ユーザーインターフェイスの背景を、好みの写真を登録することで自動で壁紙切り替えする機能も追加する。

UltraとProは、YouTubeの動画視聴に引き続き対応。新機能として、気に入った動画をソフト内にピン留めする際の解像度を選択できるようにした。

PowerDVDのバージョン毎の機能比較