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「スター・ウォーズ」大型展覧会、8月日本上陸。“自身のフォース”を探求

スター・ウォーズの世界を体感できる大型イベント「STAR WARS Identities: The Exhibition」が日本に上陸。200点を超える展示品と体感型のインタラクティブコンテンツを用意する。期間は2019年8月8日から2020年1月13日まで、場所は東京・品川区にある寺田倉庫。チケットは前売で大人3,200円、小人2,000円。当日券は大人3,500円、小人2,300円。

「STAR WARS Identities: The Exhibition(スター・ウォーズ アイデンティティーズ:エキシビジョン)」は“スター・ウォーズのキャラクターを新しい形で再発見・再認識できるエキシビション”として、'12年にカナダ・モントリオールを皮切りに世界を巡回する大型イベント。会場は「コレクション」と「インタラクティブスペース」で構成され、スター・ウォーズのキャラクターをより深く理解できるという。

展示会場のイメージ
インタラクティブスペースのイメージ

「コレクション」では、ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アートが所蔵する膨大なアーカイブ・コレクションの中から、200点を超える小道具、模型、衣装、映画のオリジナルイラストを展示。オリジナル・トリロジー(1977年~1983年)、プリクエル・トリロジー(1999~2005年)、アニメ・シリーズの「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」、2015年に公開された「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」までの作品を対象に、ダース・ベイダーやR2-D2、チューバッカ、ボバ・フェット、ヨーダ、ミレニアム・ファルコンなどの人気アイテムを公開する。

カーボン凍結されたハン・ソロ&奴隷となったレイア
アナキン&オーウェン・ラーズのスウープ・バイク
ヨーダ

「インタラクティブスペース」は、キャラクターの起源・キャラクターを形創った影響・キャラクターが行なった選択で区分されており、スター・ウォーズの登場人物を通して各テーマを追うことで、人間を形成する10のアイデンティティーの要素が探求できる仕組み。

3つのテーマと人間を形成する10のアイデンティティーの要素

①「キャラクターの起源」/【種族】【遺伝子】【文化】をひも解く
②「キャラクターを形創った影響」/【師弟】【仲間】【人生の出来事】をひも解く
③「キャラクターが行った選択」/【活動】【性格】【価値観】をひも解く

ここでは、現実世界と独創的なスター・ウォーズの世界観との両方で人間を形成するアイデンティティーの複雑な概念をひも解くのと同時に、アイデンティティー、そしてスター・ウォーズの象徴的なキャラクター開発に関するメイキング映像にも焦点を当て、キャラクターがどのように現在の設定になったのかを解説し、制作過程によって全く別の設定に変容した様子も観ることができる内容という。

インタラクティブスペースのイメージ

来場者は、インタラクティブスペースで出される問いに回答することで、自分が選択したキャラクターのアイデンティティーを形成。その選択がスター・ウォーズの世界とリンクすることで、自身がスター・ウォーズの世界に存在した時「どのようなアイデンティティーを持つか」を体験できるという。アイデンティティーは5,000万通りが用意されており、自身が創り上げたキャラクターは、会場の最後にURLが発行され、持ち帰ることが可能。

同スペースの開発にあたっては、モントリオール・サイエンス・センターと、遺伝/神経心理学/保健科学/心理学などの専門家らが協力しており、科学的な根拠に基づいた内容としている。

ダース・ベイダー
帝国軍のビークル

なお、日本展のアンバサダーはモデルの市川紗椰が就任。スター・ウォーズのいちファンとして、エキシビジョンを盛り上げる活動を行なっていくという。

市川紗椰

日本展アンバサダー・市川紗椰コメント

アンバサダーのお話をいただいた時は、他にもたくさんのファンの方がいる中で、私で良いのか、という思いもありましたが、素直に嬉しかったです。
エキシビションではスター・ウォーズの世界観を感じるだけでなく、展示物を通して今までにない発見があります。
また、自分自身のアイデンティティーについても知ることができる内容となっています。どのエピソードからファンになった方でも楽しめる他にはないエキシビションですので、皆さん、是非足を運んで楽しんでください。

ジョージ・ルーカスのコメント

スター・ウォーズはファンタジーの世界で展開されるストーリーのため、映画を見る人々が共感できる、わかりやすいキャラクター設定を心がけました。
想像の世界から飛び出したようなキャラクター達は友人、敵、価値や信念などの背景を知って初めて彼らの真のアイデンティティーが見えてきます。
本展覧会では、スター・ウォーズのキャラクターを改めて同じ目線で見て、共感して、一人一人に潜むアイデンティティーが何かを問いかけます。

「STAR WARS Identities: The Exhibition」開催概要

会場:寺田倉庫 G1-5F(東京都品川区東品川2-6-4)
会期:2019年8月8日(木)~2020年1月13日(月・祝)
時間:10時00分~19時00分(最終入場18時30分)
休館日:2019年9月9日(月)、10月21日(月)、11月18日(月)、2020年1月1日(水・祝)~1月 3日(金)
アクセス:りんかい線「天王洲アイル」駅B出口より徒歩4分、東京モノレール羽田空港線「天王洲アイル」駅中央口より徒歩5分
主催:スター・ウォーズ アイデンティティーズ日本実行委員会
後援:日本テレビ
特別協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン
企画制作・運営:ソニー・ミュージックソリューションズ