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B-CASカード発行数が1,000万枚を下回る。営業利益は3億円に増加

B-CASカードを発行するビーエス・コンディショナルアクセスシステムズは26日、2019年3月期(2018年4月~2019年3月)の業績と、B-CASカード発行状況を発表した。発行枚数の年度合計は約995万枚で前年度から減少。一方で営業利益は約3億円で、前年度を大きく上回った。

B-CASカード

B-CASカード発行枚数は、前年度1,030万6,000枚だったが、2018年度は1,000万枚を割り込み995万7,000枚となった。計画比では124%、前年度比は96%。内訳は、3波共用カードが約842万枚、地上専用が約79万枚、CATV用が約70万枚、その他が約2万枚で、3波共用のみ前年を上回った。

同社の売上高は45億3,400万円で、前年度(45億5,900万円)から減少したが、営業利益は3億1,300万円で前年度の4,100万円から大幅に増加。当期純利益も2億1,700万円の増益(前年度4,400万円)となっている。

2019年度は、新CAS本格稼働後への対応や、B-CAS方式の信頼性維持/強化などを課題として取り組むという。