ニュース

BS4Kチューナ/HDD内蔵で約16万円の55型FUNAIテレビ。4.5万円の4K対応機も

船井電機は、BS4KチューナーとHDDを搭載したFUNAIブランドの4K液晶テレビ「4120/4020シリーズ」を7月20日より、ヤマダ電機限定で発売する。4120シリーズは55型、4020シリーズは49型と43型を用意する。価格は55型「FL-55U4120」が159,800円、49型「FL-49U4020」が109,800円、43型「FL-43U4020」が99,800円。

4K液晶テレビ「FL-55U4120」

BS4Kチューナー、およびHDDを搭載しない4K対応液晶テレビ「3020シリーズ」も同日に発売する。55型と43型の2サイズをラインナップ。価格は55型「FL-55U3020」が79,800円、43型「FL-43U3020」が44,800円。

BS4KチューナーとHDD非搭載の「3020シリーズ」

【4120/4020シリーズ】

・55型 4K液晶テレビ 「FL-55U4120」 159,800円
・49型 4K液晶テレビ 「FL-49U4020」 109,800円
・43型 4K液晶テレビ 「FL-43U4020」 99,800円

【3020シリーズ】

・55型 4K対応液晶テレビ 「FL-55U3020」 79,800円
・43型 4K対応液晶テレビ 「FL-43U3020」 44,800円

なおBS4Kチューナー/HDD搭載4K有機ELテレビ「7020シリーズ」は、別記事で紹介している。

BS4Kチューナ/HDDを搭載した4K液晶テレビ「4120/4020シリーズ」

'18年7月に発売した4K液晶テレビ「4110/4010シリーズ」の後継機種。新たにBS4Kチューナーを内蔵したほか、ホーム画面のデザインを変更した。

4120と4020シリーズの主な違いは、パネル駆動速度と音声最大出力。4120は倍速の120Hzパネルで、音声は15W×2ch。4020は60Hzパネルで、音声は10W×2ch。その他の基本的な機能と仕様は変わらない。

4K液晶パネル(3,840×2,160ドット)を採用。映像エンジン「クリアピクスエンジン4K HDR」を搭載し、鮮やかで奥行きのある映像を実現した。

HDR信号は、HDR10のほか、Dolby VisionとHLG(ハイブリッドログガンマ)に対応。地デジやBD映像を4Kにアップコンバートする「4K クリアピクスリマスター」などの画質機能を搭載する。

なお、コントラストをエリアごとに制御する「エリアコントラストコントロール」は、55型のみ対応。また色ズレを補正し、再現範囲を拡大する「ブリリアントワイドカラー」は55型と49型のみ対応する。

4K液晶テレビ「FL-43U4020」(写真左)と「FL-49U4020」(右)

チューナーは、地上・BS・110度CSデジタルを3基、BS・CS4Kを2基搭載する。1TB HDDをテレビ本体に内蔵し、地デジなら約128時間、BS4Kなら約65時間の番組が録画可能。4K放送の録画はもちろん、2K放送の2番組や4K放送と2K放送のダブル録画にも対応する。

外付けUSB HDDにも録画可能。USB 3.0接続であれば4K放送の録画も行なえる。ハブを使って、USB HDDを複数台接続することもできる。

番組表

ホーム画面のUIも変更され、文字ベースだった従来のデザインよりも、アイコンを見やすく配置するなどして操作が直感的にわかるグラフィカルなデザインとした。

新番組やカテゴリー、出演者、ジャンルなど好みの項目を事前に設定すると、該当番組を自動で録画する「おまかせ録画」や、録画番組をカテゴリ別に自動分類する「おすすめ再生」、新番組情報の案内や一覧表示ができる「新番組通知」、1.3倍・1.6倍速の音声付き早見や、0.8倍速のゆっくり再生にも対応する。

また同社の無料アプリ「FUNAI Connect」を使えば、外出先からの4K放送番組の録画予約や音声操作も行なえる。

ホームネットワーク機能を搭載。本機で録画した番組を別室のテレビで観たり、別室のレコーダーで録画した番組を本機で視聴することができる。

映像配信サービスは、AbemaTV、YouTube、dTV、U-NEXT、DAZN、TSUTAYA TV、ひかりTV 4K、4Kアクトビラに対応。リモコンにはYouTube、AbemaTV、dTV、DAZN、U-NEXTの5つのダイレクトボタンを備える。

対応する動画配信サービス

スピーカーは、フルレンジ×2。「FUNAIサウンドシステム」を搭載し、音声技術には「Sonic Emotion PREMIUM」を備える。

HDMI入力は3系統装備。ビデオ入力に加え、光デジタル音声出力、アナログ音声出力兼用のヘッドフォン出力を装備する。USB端子はHDD録画用とメモリ用を用意し、USBメモリ内の動画や写真、音楽再生にも対応する。LAN端子や無線LAN(11ac対応)も備える。

消費電力は55型が177W、49型が131W、43型が123W。年間消費電力量は55型が142kWh/年、49型が114kWh/年、43型が113kWh/年。

スタンド込みの外形寸法/重量は55型が124.6×25.6×76.0cm(幅×奥行き×高さ)/16.2kg、49型が110.9×25.6×68.1cm(同)/13.2kg、43型が97.5×25.6×60.5cm(同)/11.0kg。

4Kチューナ/HDD/ネット動画非搭載の4K対応テレビ「3020シリーズ」

シンプルモデルと位置づける「3020シリーズ」は、2018年発売「3010シリーズ」をベースに、サイズのバリエーションが拡がったモデル。

4K対応液晶テレビ「FL-55U3020」

4K液晶パネル(3,840×2,160ドット)を採用。映像エンジン「クリアピクスエンジン4K HDR」は搭載しないが、HDR10とHLGに対応するほか、超解像の4Kクリアピクスリマスターを備える。2K放送チューナーは2基で、HDDは内蔵せず別売USB HDDへの裏番組録画に対応。ネット動画配信サービスやDLNA機能は搭載しない。

HDMI入力は4系統で、HDCP 2.2、ARC対応。ビデオ入力のほか、光デジタル音声やアナログ音声出力兼用のヘッドフォン出力も備える。別売USB HDD録画などに利用できるUSB端子は2系統。LAN端子も備えるが、無線LANは非搭載。

消費電力は55型が100W、43型が82W。年間消費電力量は55型が118kWh/年、43型が105kWh/年。

スタンド込みの外形寸法/重量は55型が123.8×22.5×76.7cm(幅×奥行き×高さ)/11.8kg、43型が96.9×18.2×60.6cm(同)/8.3kg。

FL-43U3020