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エソテリック、VPI製レコードプレーヤー「Prime Scout」。1点支持トーンアーム
2019年7月19日 12:25
エソテリックは、米VPI Industries製のアナログレコードプレーヤー「VPI Prime Scout(VPI/P-SCOUT+J9M)」を8月1日に発売する。価格は398,000円。カートリッジは別売。
1978年創業のVPI Industriesが2001年より展開するScoutシリーズの新機種。独自のユニ・ピボット構造トーンアームや重量級プラッター、安定した回転のフォノ・モーターなどを搭載。駆動はベルトドライブで、33.3/45回転に対応する。
独自開発のJMW-9トーンアームは、理想のベアリング構造を追求し、ピンポイント・スパイクによるユニ・ピボット・ベアリングを採用。鋭利なスパイクの1点支持により、ベアリングの摩擦を抑え、アームの感度とコンプライアンスを向上。ピボットにのせてトーンアームケーブルのLEMOコネクターを接続する設計で、カートリッジ交換もしやすくなっている。
4.7kgを超える削り出しアルミ製の重量級プラッターにより、ランブル・ノイズを排除して安定した回転精度を実現。レコードをターンテーブルに吸着させるDelrin製ねじ込み式クランパーや、ゴムワッシャーも付属する。
300rpmのACシンクロナス・モーターを搭載。強固な重量級スチールハウジングで振動を抑え、シンプルな回路構成によってターンテーブルの安定した回転を可能にするという。
キャビネットは、不要共振を排除する重量級MDF素材をベースに、肉厚スチールプレートをプラスした異種素材積層構造。リジッド構造ながら制振性に優れ、高いハウリングマージンを確保したという。素材固有の共振モードを効果的に分散して高音質化を図っている。高さ調節可能なDelrin製アイソレーションフットを採用する。
外形寸法は約482×385×221mm(幅×奥行き×高さ)、設置寸法は約475×343mm(幅×奥行き)、重量は約14.5kg。