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自作用スピーカーユニットが付録のStereoムック本。磁石2枚で強力駆動

音楽之友社は、スピーカーユニットが付録のムック本「stereo編 これならできる 特選スピーカーユニット 2019年版マークオーディオ編」を発売した。マークオーディオ製8cmフルレンジスピーカーユニット2基を同梱し、価格は5,990円。

「stereo編 これならできる 特選スピーカーユニット 2019年版マークオーディオ編」と付属ユニット

恒例となっている、自作スピーカー用ユニットが付録のムック本で、2018年版のユニットを強化して同梱。マークオーディオの設計理念である「入力信号に正確に追従するドライバー」に基づいて進化させたという。

「stereo編 これならできる 特選スピーカーユニット 2019年版マークオーディオ編」表紙

具体的には、マグネットを1枚追加して2枚重ねにすることで駆動力を上げ、ダンパーをハイコンプライアンス化して振動板の動きをさらに向上。低域再生帯域をのばす効果もあるという。

付録のマークオーディオ製ユニット

センターキャップ形状も変更。ボイスコイルボビンとの取付けを強固にするためで、ボビンの剛性アップにもつながり高域再生能力を上げる効果があるとしている。振動板の色はガンメタリック。「2018年版よりレンジが拡がり、より反応の良いユニットになった」という。

誌面はB5判24ページ。付録ユニット開発に関する解説や、評論家らによるエンクロージャーの作例などを掲載している。

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