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Technics、SP-10Rと好きなトーンアームが使えるベース「SH-1000R」
2019年8月5日 11:25
パナソニックは、Technicsブランドのダイレクトドライブターンテーブル「SP-10R」向けに、ターンテーブルベース「SH-1000R」を8月23日に発売する。価格は55万円。受注生産となる。SP-10RとSH-1000Rを組み合わせ、そこにユーザーが好きなトーンアームを搭載できる。
Technicsは、2018年5月に、リファレンスクラスのダイレクトドライブターンテーブルとして「SP-10R」と、それにシャーシやトーンアームを追加してシステムとした「SL-1000R」を発売している。
今回のターンテーブルベース「SH-1000R」は、SP-10Rと好きなトーンアームを組み合わせたい、お気に入りのトーンアームをメインアームとして使いたい、といった要望に対応するために開発。SP-10RとSH-1000Rを組み合わせる事で、トーンアームの無い「SL-1000R」を構築できる。これにより、ユーザーが好きなトーンアームを使えるようになる。
メイン位置に取付可能なアームと、対応トーンアームベースの品番は以下の通り。
- Technics EPA-100mk2(SH-TB10TC1-S)
- SME M2-9R(SH-TB10SM1-S)
- Ortofon AS-212S/RS-212D(SH-TB10RT1-S)
- JELCO SA-250(SH-TB10JL1-S)
- その他 未加工品(SH-TB10-S トーンアームの取付穴が無いため、利用するアームに合わせた加工が必要)
ターンテーブルベースは30mm厚のアルミパネルと、BMCによる2層構造の高剛性筐体で、SP-10Rと組み合わせると全体で5層構造となり、不要な振動を排除。高音質を実現するという。
アルミパネルは無垢削り出しで、ヘアライン仕上げを施しており、素材の質感にもこだわったデザインになっている。