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レコーディングスタジオ TAGO STUDIO製イヤフォン「T3-02」、クラウドファンディング開始

高崎にあるレコーディングスタジオ・TAGO STUDIO TAKASAKIは、カナル型イヤフォン「T3-02」の製品化に向けたクラウドファンディングを、CAMPFIREで開始した。先行予約販売を開始しており、期間は8月23日~9月30日、目標金額は100万円。製品の価格は38,800円だが、クラウドファンディングのページでは先着150人が10%OFFで購入できるプランなどを用意。製品が届くのは11月頃。一般予約販売開始は10月1日から、一般販売開始は12月9日を予定している。

TAGO STUDIO TAKASAKIのイヤフォン「T3-02」

なお、8月23日から、eイヤホン各店舗、フジヤエービック、宮地楽器神田店で試聴も可能。

TAGO STUDIOは、“レコーディングスタジオが手がけたヘッドフォン”として「T3-01」を2017年に発売し、話題となっている。今回のイヤフォンは、「イヤフォンでT3-01のナチュラルサウンドを実現できないか」、「より多くの人に、気軽に“究極のナチュラルサウンド”を楽しんでほしい」と開発された。

モニターヘッドフォン「T3-01」

レコーディングスタジオの防音性能から着想を得た、「部屋の中にもう一つ部屋を浮かせる浮遮音構造」、いわゆるBOX-IN-BOX構造をイヤフォンに応用しているのが特徴。

具体的には、ユニットを搭載したコアユニットを、T3-01と同じ、木材を使ったハウジングの中に配置したような構造になっている。

ドライバーはダイナミック型で、サイズは10mm径。出力音圧レベルは112dB SPL/mW、周波数特性は20Hz~20kHz。最大入力は200mW。インピーダンスは32Ω。重量は約19.8g(ケーブル含まず)。ケーブルは約1.2mのY型で、MMCX着脱式。入力端子は3.5mmのステレオミニ。

7月に開催された「ポタフェス SPRING/SUMMER TOUR 2019 東京・秋葉原」で参考展示されたもの。内部のステンレスコアユニットが透けて見えている