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仙狐さんがVR/ARデジタルフィギュア化。膝枕で癒やしてくれる「HoloModel」
2019年9月18日 09:30
AR/VR/MRでアニメ表現のアプリを制作しているGugenka(グゲンカ)は、アプリ「HoloModel」(ホロモデル)に新たにVR機能のβ版を追加。VR対応デジタルフィギュア第一弾として、アニメ「世話やきキツネの仙狐さん」のヒロイン「仙狐」を17日に発売した。一体購入することでVR/ARの両方で楽しめる。価格はフィギュアデータが3,780円(税込)、専用ボイスが864円(税込)。
HoloModelは、3DCGで描かれたアニメキャラクターのデジタルフィギュアに自分の好きなポーズをつけ、ARで現実世界に飾ったり、VRでアニメの世界を体験できるアプリ。9月現在、AR機能はスマートフォンとタブレット、VR機能はPC用VR機器に対応している。
VR機能が利用できるのは、HTC VIVE、VIVE Pro、VIVE Pro Eye、Oculus Rift、Rift Sで利用可能。VIVE Focusは2019年内対応予定。対応機種は順次追加予定。
VRのアプリ名は「HoloModels VR」で、アプリは無料だが、フィギュアデータは別売。このVR機能はβ版となっている。
第一弾としてデジタルフィギュア「仙狐」がVRに対応。既に販売している他のデジタルフィギュアも順次対応予定。
デジタルフィギュア「仙狐」を購入することで、アニメの舞台「中野の部屋」を再現したVR空間に「仙狐」が登場。「Figure Player」では添い寝、膝枕、座布団、ベッドの4種類のシチュエーションに合わせたポーズが収録され、アニメの主人公、中野の目線を体験できる。
別売のボイスを購入することで、アニメの名シーンなど全25種類の台詞を優しく語りかけ、癒やしてくれる「VRの没入感でスーパー仙狐さんタイムをお楽しみください」という。
ARでの操作と同様にポーズや表情をVR空間上でより感覚的な操作で設定可能。β版ではAR版のプリセットポースに当たる固定ポーズの呼び出しのみ先行実装しており、正規版リリース後、細かな操作やセーブ機能等の機能を追加予定。
ARアプリ「HoloModels」は、iOS/Android版も用意。購入したデジタルフィギュアをAR機能によって現実世界に表示できるだけでなく、手足や服、表情や指などミリ単位でポーズを設定できる。
等身大から卓上サイズに変更できるため、部屋や机の上、外出先など、好きな場所に設置して「いつでも側にいてくれるような体験を楽しめる」という。
デジタルフィギュア「仙狐」のAR版では、手に持たせるアイテムや「中野の部屋」を再現したオブジェクトなど15種類がセット。中野のアパートをサイズスプレーで実寸サイズに拡大することで、「VRさながらにアニメキャラクターの目線を体験できる」という。
別売の専用ボイスを購入すると、フィギュアが喋る「ボイススプレー(水色のスプレー)」に対応する。
仙狐(CV.和氣あず未)の専用ボイスは、一度購入することでAR、VR両方で利用可能。
ARではボイススプレーが使えるようになり、アニメの名台詞に合わせてフィギュアの口が動く。
アニメから抜粋した全25シーンを収録。好きなポーズをつけたデジタルフィギュアが、ユーザーに向かって語りかけてくれる。前述のように、VRでは「Figure Player」の各シチュエーションを音声つきで体験できる。
【ボイス例】
- 今日も、おぬしはよく頑張ったのう。
- 良~く眠れば、明日はきっと元気になれ る。さあ、ゆっくり休むがよい。