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神田松之丞がダダンダンダダン! 「ターミネーター」講談映像解禁!

「ターミネーター2」の正統な続編を描く映画「ターミネーター:ニュー・フェイト」が11月8日に劇場公開。公開を記念して、シリーズのファンであるという講談師の神田松之丞さんによる「ターミネーター」講談の映像が公開された。

T-800のメイクを施された神田松之丞さん

「ターミネーター」テーマのオリジナル講談。松之丞さんの顔にはアーノルド・シュワルツェネッガー演じる「T-800」型ターミネーターの特殊メイクが施されている。

神田松之丞さん×「ターミネーター」講談

映像は、ターミネーターを象徴する「ダダンダンダダン」というリズムが張り扇で鳴らされ、「ターミネーター2」のあらすじが語られるところからスタート。そして松之丞さん自身が一番印象に残っていると話す"ウルフィーの遠吠え"についても巧みな弁舌で語られる。

そして「地獄で会おうぜベイビー」というシリーズの名台詞を引用し、本作の話題へ。新型ターミネーター REV-9を「ドロドロとがっしりロボットの2体に分かれる黒い奴!」、ニューヒロインのグレースを「メカではなく人間、強化人間なのでございます!」と紹介。また、本作のサラ・コナーを「人類の母」「スーパーアクティブシニア」と松之丞氏さん独特の語彙で表現。松之丞さんが一番好きなキャラクターだという「T-800」には、「I'll be backの約束通り、我らがシュワルツェネッガーも帰ってきた!」と熱量のある語りで表現し、終始作品に対する愛のこもった"松之丞節"を演じた。

ターミネーター講談を終えた松之丞さんは「意外に張り扇の『ダダンダンダダン』が合うなと。今までに前例のない講談になりましたが、面白い動画になっていると思いますよ」と手ごたえを感じた様子。また、特殊メイクに関しては「1時間半くらいかかりましたかね? これだけ凄いのを作って頂いて。特殊メイクをしてやるのが初めてだったので、それで高揚感というかテンションが上がりましたね。上がってないように見えるでしょうけど(笑)」とコメント。

「2」の"ウルフィーの遠吠え"を題材にしたことについては、「生々しいというかリアリティがあったからですかね。 講談でもそうで、"細部に神宿る"のように、細かいところが良く出来ている作品っていうのが好きなんです。もちろんシュワちゃんが最後に溶鉱炉に沈んでいくところも印象に残るんですが、そういうメインのところだけでなく、細かいところのやりとりがターミネーターってすごく面白い作品だなと思います」と語る。本作に対しては「これぞターミネーターっていうのをもう一回観たいなと思いますよね! 」と期待を露わにした。

監督は「デットプール」のティム・ミラー。製作には「2」以降の直接的な関与がなかったジェームズ・キャメロンが復帰。出演は、アーノルド・シュワルツェネッガーと、リンダ・ハミルトンのシリーズキャストに加え、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエスほか。配給はウォルト・ディズニー・ジャパン 。

あらすじ

一度は回避したと思われた人類滅亡の日”審判の日“。だが、その危機はまだ終わってはいなかった…。

人類の命運を握る少女を守る謎の戦士グレースと、少女の命を狙う凶悪に進化を遂げた最新型ターミネーター REV-9(読み方:レヴ・ナイン)との壮絶な攻防。そして彼らの前に現れる、サラ・コナーとT-800。人類と地球の未来をかけた壮絶な戦いの火ぶたが、再び切って落とされる…

「ターミネーター:ニュー・フェイト」本予告