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NUARL、グラフェン振動板ながら12,000円に抑えた完全ワイヤレス「NT01A」

エム・ティ・アイは、NUARLブランドの完全ワイヤレスイヤフォン「NT01AX」の性能・音質はそのままに、「市場からのご要望に合わせて各機能を最適化し、付属品の簡略化など細部を見直すことで低価格を実現した」という、低価格モデル「NT01A」を11月下旬に発売する。「NT01AX」の価格は18,000円だったが、「NT01A」は12,000円となっている。カラーはブラックゴールド、ディープネイビー。

低価格モデル「NT01A」のブラックゴールド

QualcommのSoC「QCC3020」を採用。音途切れに強い接続安定性を実現した。コーデックは、SBC/AAC/aptXに対応。aptXでは、遅延が少なくより高音質な音楽再生ができる。プロファイルはA2DP/HFP/HSP/AVRCPに対応。

ディープネイビー

イヤフォン単体で10時間、aptX再生時でも7時間の連続再生が可能。電源を入れるごとにバッテリー残量の多い方を親機に切り替え、バッテリーの片減りを防止する。

6mm径のドライバーは、ダイヤモンドよりも硬い炭素素材のグラフェンを振動板にコーティングしたフルレンジ。「数あるグラフェンドライバーの中でも音質にこだわり別注したものを採用している」という。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。

歪みを抑え、臨場感を再現する米T.B.Iの特許技術「HDSS」も採用。頭内定位を防ぎ、厚みと立体感のある自然な音の広がりを再現するとしている。

イヤフォンの再生音量と音声ガイドの音量を従来機より引き下げることで、音楽ストリーミングサービスの利用時や周囲が静かな場所などでより使い易くなったという。

空の状態のNT01Aを約2.5回充電できる充電ケースも付属。ケースの充電はUSB Cで行なう。ケースを組み合わせる事で、最大35時間以上の音楽再生ができる。

イヤフォンの操作ボタンで、スマホの音楽再生操作が可能。再生/停止/曲送り/曲戻しや、音量調整、着信(応答/拒否/終話)操作が可能。高感度マイクを搭載し、通話や音声入力、Siri/Googleアシスタントなどの音声コマンドも使用できる。

Qualcomm独自の左右独立通信テクノロジー「TrueWireless Stereo Plus」も搭載。対応スマホと組み合わせる事で、左右のイヤフォンが独立してスマートフォンに接続される。

イヤフォンの内部にナノコーティングによる撥水処理を施、IPX4相当の耐水性を実現。濡れた手での操作にも安心だという。重量はイヤフォンの片側が約5g、充電用ケースが約35g。

iOS/Androidスマホアプリからのアップデートに対応。専用のアプリを使用して、不具合時の改善や機能の更新を行なえる。

トレードアップサービスも用意。持っているNUARLイヤフォンを、有償で「NT01A」に交換できる。また、購入から1年以内であれば、片側紛失時でももう片側のイヤフォンが残っていれば新品と有償で1ペア交換できる紛失サポートが付いている。申し込みはNUARL公式サイトで行なう。