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コルグ、耳を爆音から守るノイズキャンセルヘッドフォン。VOXの楽器演奏向けも
2019年11月2日 12:43
コルグは2日、KORGブランドとVOXブランドのワイヤレスヘッドフォンを発表した。ノイズキャンセリング機能搭載のKORG「NC-Q1」と、楽器演奏向けの音質調整機能を備えたVOX「VH-Q1」を発表した。11月2日より東京・中野サンプラザで開催されている「秋のヘッドフォン祭 2019」において披露した。発売は来春を予定。価格は両モデル4万円前後。カラーは各モデルブラックとホワイトを用意する。
KORG「NC-Q1」
DJや楽器演奏者の耳を守りながら、パフォーマンスを高めたというノイズキャンセルヘッドフォン。DJがブース内で105dBに及ぶというモニタースピーカーからの音を聴きながら、DJミキサー機器の音を聴くため、耳に悪影響を及ぼしやすいということに着目。
通常のノイズキャンセリングヘッドフォンとは異なり、低域などの騒音だけではなく、周りで流れる大ボリュームの音楽を全帯域に渡って低減。DJブースの音が112dBの場合、75dBまで抑えられるという。結果としてDJミキサーからの音も下げられるため、DJの耳を守れるという。
タッチパッドを備え、タップするとヘッドフォンを外さなくても片耳モニタリング可能。ロングタップで両耳とも周りの音が聞こえるようになる。外音取り込みのレベルも調整できる。音質を調整する「Sound Enhancing」機能も搭載。Googleアシスタントにも対応する。
PEEK素材を用いた41mm径の新開発ドライバーを搭載。BluetoothのコーデックはSBCやAAC、aptX、aptX HDをサポート。連続使用時間はノイズキャンセリング(NC)とBluetooth両方の使用で26時間、NCのみ利用で36時間、Bluetoothのみ利用で29時間。
VOX「VH-Q1」
楽器演奏などで、ポータブルオーディオや簡易アンプを使ったモニタリング環境などを想定したモデル。
楽器メーカーならではのアイデアを盛り込んだのが特徴。楽器の音を外部のマイクから取り込み、合わせて聴くBGMはスマホなどからBluetoothで受信。ヘッドフォンでミキシングして楽しめるのが特徴。オーディオリスニングにも適しているという。
KORG「NC-Q1」と同様のノイズキャンセリング機能を搭載。PEEK素材を用いた41mm径の新開発ドライバーも同じものを内蔵している。BluetoothのコーデックはSBCやAAC、aptX、aptX HDをサポート。連続使用時間も共通。
ブシロード新DJユニット「D4DJ」を招いたトークも
ライター藤本健氏をナビゲーターにしたイベントも開催。ブシロードが放つ、DJをテーマにしたメディアミックスプロジェクト“D4DJ(ディーフォーディージェー)”のユニット「燐舞曲(ロンド)」の青柳椿役を務める加藤里保菜さん、矢野緋彩役の、もものはるなさんをゲストに迎えてトークセッションを行なった。仕事でもヘッドフォンを使う機会が増えたという加藤里保菜さん、もものはるなさんが、機能やデザインの良さなどを評価した。
