クリエイティブ、個人最適化サラウンド機能搭載のUSB無線ヘッドフォン「SXFI THEATER」

クリエイティブメディアは、ユーザーにパーソナライズしたヘッドフォンサラウンド再生ができる「Super X-Fi」機能を搭載したUSBワイヤレスヘッドフォン「SXFI THEATER」を、直販サイトで11月中旬に発売する。直販価格は22,546円。

USBワイヤレスヘッドフォン「SXFI THEATER」

Super X-Fiは、スマホ用アプリでユーザーの顔や両耳の写真を撮影。AIエンジンが身体的特徴を抽出して3次元空間の音響マッピングと合成、各個人の特徴に合わせてカスタマイズされたSuper X-Fi用プロファイルを適用する事で、ユーザーにマッチしたヘッドフォン・サラウンドが楽しめるというもの。

SXFI THEATERは、ヘッドフォンに加え、USB Type-A接続の「SXFI TXワイヤレス トランスミッター」を同梱。トランスミッターをPCなどに接続し、音声を独自方式の2.4GHzデジタル無線でヘッドフォンへ伝送。一般的なBluetoothのオーディオ伝送と比べ、より優れた品質、約1/5のレイテンシーを実現。ビデオとオーディオの同期性を最適化したという。

「SXFI TXワイヤレス トランスミッター」

なお、ヘッドフォンには3.5mmのアナログ入力も備えているが、Super X-Fi機能が使用できるのはUSBオーディオ出力のみとなる。

SXFI TXトランスミッターは、PC/MacとUSB接続した際には7.1ch、または5.1chオーディオとして動作。Super X-Fiによって「マルチスピーカーシステムのようなサラウンド感のシネマティックサウンドが楽める」という。

ゲーム機のPlayStation 4、およびNintendo Switchでも利用可能。Super X-Fiによるワイドで広がるのあるゲームサウンドが楽しめるという。

SXFI THEATERにはスタンド タイプのUSB エクステンション ドック（USB Type-A）も付属。SXFI TXトランスミッターをパソコンやゲーム機に接続する際も設置場所を選べる。

ヘッドフォンには、50mm径のネオジウムドライバーを採用。「ムービー・オーディオにマッチする低音の効いたサウンドをお届けする」という。最大約30時間動作のバッテリーも搭載。耳を包み込みソフトなプロテインレザーのイヤーパッドを採用し、長時間の使用でも快適な付け心地を実現したとする。

ハウジングの周囲には、BluetoothヘッドホンのSXFI AIRや、USBヘッドセットのSXFI AIR Cと同様に1,600万色表示が可能なRGBリングを装備。PC/Mac用のソフトウェア「SXFI Control」やモバイル アプリの「SXFI AIR Control」によって発光色をカスタマイズできる。

ボイスコミュニケーション用のマイク端子とヘッドセットマイクも装備。パソコンやゲーム機でのボイスチャットにも使用できる。ヘッドフォンの重量は約339g（マイク無）、約346g（マイク付）。トランスミッターは約8g。