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Unique Melody、サウンドやケーブルを進化させた新カスタムIEM「MASON V3+」「MENTOR V3+」

ミックスウェーブは、Unique Melodyの新カスタムIEM「MASON V3+(メイソンV3+)」と「MENTOR V3+(メンター V3+)」を、12月6日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はMASON V3+が354,819円前後、付属ケーブルをアップグレードしたバージョンは468,091円前後。MENTOR V3+は271,819円前後、アップグレード版は400,637円前後。e☆イヤホン、フジヤエービックで販売する。

MASON V3+

2014年に、Unique Melodyのサウンドエンジニアがローカルな中国市場向けに開発した初号機「MASON V1」。その後、2016年に第二世代モデルとなる「MASON V2」を、2017年には第三世代モデル「MASON V3」を発表。新モデルは、第三世代「MASON V3」のブラッシュアップモデルであり、サウンドレンジが改良。ケーブルブランドのBeat Audioと、Effect Audioともコラボレーションしている。

MENTOR V3+

独自設計のイヤフォン端子はスクリュー式の4ピン仕様。Dual-Tone Cable Designに対応しており、ケーブルを左右で挿し替えることでケーブルの導体が変わり、異なる2種類のサウンドが楽しめる。

Dual-Tone Cable Design

また、フェイスプレート部には独自のイヤフォン設計である「dB-Go Bass Enhancement Module」を搭載。モジュールを前後に回すことで、鼓膜にかかる空気圧を調整し(遮音性の調整)、0dB~5dBの範囲で低域の量感をマニュアル調整できる。

dB-Go Bass Enhancement Module

筐体にはカーボンファイバー素材を採用。強度が一般的なカスタムIEMに使用される樹脂素材よりも強く、落としても割れにくいという。筐体の厚みをさらに薄くでき、イヤフォン筐体の重量による装着時のストレスを軽減。耐腐食性も高く、静電干渉に対する優れた絶縁性も備えているという。

どちらのモデルも、通常バージョンではBeat Audio製のイヤフォンケーブルを同梱。MASON V3+、およびMENTOR V3+向けの特注8導体ケーブルを採用している。導体素材として銀とレアメタルを含んだ銅を使用。異なる2種類の音色が楽しめるDual-Tone Cable Designを採用し、「銀導体によるサウンド」 と 「レアメタルを含んだ銅導体」によるサウンドが楽しめる。

ケーブルアップグレードバージョンには、Effect Audio製のケーブルを同梱。導体素材としてパラジウムメッキ単結晶銀と、金銀銅の合金を使用。異なる2種類の音色が楽しめる「Dual-Tone Cable Design」にも対応。パラジウムメッキ単結晶銀導体と金銀銅の合金導体の音の違いが確かめられる。

Effect Audio製のケーブル

ユニット構成その他

いずれもバランスド・アーマチュア(BA)ユニットを搭載。

MASON V3+はLow×4、Low-Mid×4、Mid-High×4、High×4の4ウェイ、16ドライバー。再生周波数特性は20Hz~25kHzで、入力感度は107dB。インピーダンスは19.6Ω。

MASON V3+

MENTOR V3+は、Low×4、Low-Mid×2、Mid-High×2、High×4の、4ウェイ、12ドライバー。再生周波数特性は20Hz~30kHz。入力感度は113dB。インピーダンスは18.9Ω。

MENTOR V3+