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ニコン、4K動画に対応した2,000mmの光学83倍ズームデジカメ「COOLPIX P950」

ニコンは、35mm換算で広角24mm相当から超望遠の2,000mm相当までをカバーする光学83倍の超高倍率ズームレンズ搭載デジタルカメラ「COOLPIX P950」を2月7日に発売する。新たに4K動画撮影もサポート。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万6,040円前後(税込)。

デジタルカメラ「COOLPIX P950」

2,000mm相当までカバーする光学83倍ズームのNIKKORレンズには、スーパーEDレンズ×1枚と、EDレンズ×5枚を採用。超望遠撮影時に発生しやすい色収差も効果的に補正し、ズーム全域で解像感の高い画像が得られるという。さらに、電子ズームのダイナミックファインズームを使うことで約4,000mm相当まで撮影できる。

さらに、ニコンのコンパクトデジタルカメラ史上最高の手ブレ補正効果である5.5段を実現した「デュアル検知光学 VR」も搭載。手持ちでの超望遠撮影時にもブレを効果的に抑え、三脚を持ち歩かなくても身軽にフィールド撮影が楽しめるという。望遠側のAF性能向上やバッファーメモリーの大容量化による連写性能の向上も達成している。

前モデルのCOOLPIX P900はフルHDまでの対応だったが、P950は4K/30pの動画撮影をサポート。超望遠2000mm相当で迫力のある映像を美しく撮影できるとする。また、4Kで撮影した動画からの静止画を切り出す事もできる。撮影中の映像を外部モニターにクリーン出力できるHDMIクリーンアウトにも対応する。

動画撮影時のズーム速度を高速、中速、低速から選べ、ゆっくりとしたズーミングで情緒的な雰囲気を漂わせるなど、きめ細かな映像演出が可能。動画撮影中の絞りは、ズーム中もなめらかに駆動するため、チラつきが少なく露出も自然に変化させることができる。

アイセンサー付きの約236万画素有機ELビューファインダーとバリアングル方式の3.2型TFT液晶モニターを採用。アクセサリーシューやアクセサリーターミナルを搭載し、野鳥や天体など小さな被写体の超望遠撮影時に便利な別売の「ドットサイト DF-M1」などを取り付けられる。モードダイヤルには「月モード」、「鳥モード」を搭載。

外形寸法は約140.2×149.8×109.6mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は電池やメモリーカードを含めて約1005g。