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新海誠監督「天気の子」5月27日にUHD BD化。コレクターズ版は5枚組

新海誠監督の映画「天気の子」が、5月27日に4K Ultra HD Blu-ray化される。価格はUHD BD+BDセットで5枚組のコレクターズ版が12,000円、BDスタンダード版が4,800円、DVDスタンダード版が3,800円。UHD BDはコレクターズ・エディションのみに収録される。発売元はSTORY/東宝、販売元は東宝。

「天気の子」Blu-rayスタンダード・エディション
(C)2019「天気の子」製作委員会
  • Blu-rayコレクターズ・エディション 4K Ultra HD Blu-ray同梱5枚組【初回生産限定】(品番:TBR30000D) 12,000円
  • Blu-rayスタンダード・エディション(TBR30001D) 4,800円
  • DVDスタンダード・エディション(TDV30002D) 3,800円
「天気の子」Blu-rayコレクターズ・エディション 4K Ultra HD Blu-ray同梱5枚組
(C)2019「天気の子」製作委員会

コレクターズ・エディションは、UHD BD本編ディスク、BD本編ディスクに加え、特典BDを3枚同梱。合計5枚組となる。

UHD BD本編ディスクの音声は、DTS-HD MasterAudio 5.1chとDTS-HD MasterAudio 2.0chで収録。さらに、エンドクレジットの「愛にできることはまだあるかい」が英語歌唱版になっているバージョンも英語主題歌版DTS-HD MasterAudio 5.1chで収録する。本編収録時間は114分で、映像はビスタサイズ。特典映像は収録しない。

本編BD版の音声は、DTS-HD MasterAudio 5.1chとDTS-HD MasterAudio 2.0chで、英語主題歌版はDTS 5.1chで収録する。映像特典として、プロモーション映像集(劇場予告、TVスポット集)と新海誠フィルモグラフィを収録する。

特典ディスクの収録内容は以下の通り。

  • ビデオコンテ
    作品のすべての設計図ともいえる新海誠監督による貴重なビデオコンテ
  • 「天気の子」メイキングドキュメンタリー
    映画『天気の子』が完成するまでの約1年間の制作過程を追ったメイキングドキュメンタリー映像
  • 「グランドエスケープ feat.三浦透子」ミュージックビデオ
    映画『天気の子』の本編映像を新海誠監督自ら編集し、新たなカットも使用された貴重な映像
  • ビジュアルコメンタリー(醍醐虎汰朗✕森七菜✕RADWIMPS)
    アフレコや楽曲制作の秘話など、本編を観ながら余すことなくその裏側を語りつくした貴重なビジュアルコメンタリー
  • イベント記録映像集
    製作発表記者会見、大ヒット御礼舞台挨拶などのイベント映像を余すところなく収録
  • 「新海誠監督×有働由美子 反省会!」〜映画『天気の子』を語りつくした“ソノサキ”に〜
    フリーアナウンサー、ジャーナリストとしても活躍をしている有働由美子氏と新海誠監督による公開後の今だからこそ語れる本音満載の対談映像。有働氏による制作現場潜入カメラや野田洋次郎を加えた鼎談の映像と共にお届け。有働氏だからこそ打ち明けた新海監督の本音や音楽と映像が呼応し合う映画制作の裏側などを語った見応えのある映像
  • 新海誠監督講演映像「『天気の子』―物語の起点―」
    “映画の着想点”や“物語が生まれる工程”など、ご自身の制作日誌をもとに創作の秘訣に迫る貴重な講演会映像
  • 映画公開記念特番「天気の子 予報」
    映画公開前に、各界の専門家がポスターやキャラクターの名前など限られた情報を元にストーリーを大胆予想する。さらに日本唯一の気象神社で醍醐虎汰朗と森七菜が大ヒット祈願をする公開記念特番
  • 映画公開記念特番「天気の子 前線」
    映画の公開に合わせ放送された特別番組!ヒロイン陽菜を演じた森七菜自ら撮影・編集した初日舞台裏ドキュメント映像

さらに封入特典として、劇場パンフレットからキャスト&スタッフインタビューを選りすぐって掲載、パンフレットに掲載しきれなかった新海誠監督 Q&A 完全版や、雑誌やグッズなどへ描き下ろしたイラスト版権集などを収めたブックレットが付属。縮刷版台本、描き下ろし線画クリアシールも付属する。

ビジュアルコメンタリー(醍醐⻁汰朗✕森七菜✕RADWIMPS)
(C)2019「天気の子」製作委員会
「新海誠監督×有働由美子 反省会!」〜映画『天気の子』を語りつくした“ソノサキ”に〜
(C)2019「天気の子」製作委員会
新海誠監督講演映像「『天気の子』―物語の起点―」
(C)2019「天気の子」製作委員会

BDスタンダード版は、BD本編ディスクのみ。本編BDの仕様はコレクターズ版と同じ。封入特典として、描き下ろし線画クリアシールが付属する。

ショップ別の特典として、Amazonでは描き下ろし線画A4クリアファイル、描き下ろし線画イラスト使用フォトフレームクロック、オリジナルアンブレラカバー(長傘用)を同梱したバージョンをラインナップしている。

興行収入 140.5 億円を突破した大ヒット作

2019年7月から公開され、観客動員1,000万人を突破。興行収入は140.5億円を超えて、2019年NO.1興行収入を記録。海外では「君の名は。」の公開規模を上回る140の国と地域で公開し、8月8日に公開された香港と9月12日に公開された台湾では、初週の興行収入で1位となった。また、インドでは本作の劇場公開を希望する5万人以上の署名が集まり、それに応える形で劇場公開を実施。インドでオリジナルの日本アニメ映画が公開されるのはこれが初となった。

音楽は『君の名は。』に続き RADWIMPS が担当。脚本の段階から一緒に作り上げてきた“音楽と映像”。空や雨などが繊細に描かれた「新海ワールド」と RADWIMPS の楽曲が作用し、映画のテーマを引き出した映像に仕上がっている。

さらに前作同様、大切なシーンで RADWIMPS が書き下ろした複数のボーカル曲と、劇中で使われている音楽が映像と見事に融合。主題歌のうち2つにボーカルとして参加した三浦透子は、RADWIMPS 野田洋次郎が「僕ではない誰か女性の声で歌が入ってほしい」と発案し、約1年の期間をかけ「天気の子」の世界観を表現できる女性ボーカル選定のオーディションが行われ、それを勝ち抜いた実力派女優。

劇場版「ドラえもん のび太の宝島」の脚本や、「告白」「悪人」「モテキ」「君の名は。」など数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」シリーズなどの作画監督・田村篤、キャラクターデザインには「空の青さを知る人よ」などで活躍するアニメーター・田中将賀を迎えるなど、日本最高峰のスタッフ陣が集結した。

Blu-ray&DVD 発売決定に合わせて、醍醐虎汰朗と森七菜より動画コメントが到着

あらすじ

「あの光の中に、行ってみたかった」

高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。

彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。

ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった。

「ねぇ、今から晴れるよ」

少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった……。