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「天気の子」ハイクオリティ映像&音楽の舞台裏。UHD BD特典一部公開

(C)2019「天気の子」製作委員会

5月27日に発売される、映画「天気の子」の4K Ultra HD Blu-ray/BD/DVDより、コレクターズ・エディションに収録される映像特典「メイキングドキュメンタリー」の一部が、YouTubeで公開された。

今回一部公開されたメイキングドキュメンタリーは、「天気の子」が完成するまでの約1年間の制作過程を追った映像で、作画や美術背景の制作現場、主題歌や劇伴のレコーディング風景など、アニメーション制作の裏側に迫る。

(C)2019「天気の子」製作委員会
(C)2019「天気の子」製作委員会

映像の中では、新海監督が企画書から脚本、ビデオコンテまでを作成し、作画や美術背景、CG、撮影、音楽など各セクションの作業が進められていく様子、打ち合わせを重ね、いくつもの手法を試⾏錯誤しながら作品のクオリティを高めていく様子が見られる。

作画監督の田村篤氏による個性的な脇のキャラクターの誕生秘話や、美術監督の滝⼝⽐呂志氏が美術背景を描くにあたり「キャラクターの性格や生い⽴ちを⼤切に、いつも以上に細部にまでこだわった」ことなども知ることができる。

(C)2019「天気の子」製作委員会

また、主題歌のうちの「祝祭」「グランドエスケープ」にボーカルとして参加した三浦透子との顔合わせやレコーディングの様子、新海監督も同席して⾏われた劇伴のストリングスのレコーディング風景なども⾒られる。

「天気の子」メイキングドキュメンタリー

メイキングドキュメンタリーでは他にも、白熱する打ち合わせの様子や新海監督の⾃宅作業風景、キャストとスタッフらによるビデオコンテ上映会、醍醐⻁汰朗・森七菜・⼩栗旬・本田翼などキャストたちのアフレコの模様、初号試写や世界最速上映、初日舞台挨拶などが、約1時間半のボリュームで収録される。

コレクターズ・エディションの映像特典には他にも、新海監督の制作日誌をもとに創作の秘密に迫る講演会映像「『天気の子』-物語の起点-」、作品の設計図ともいえる新海誠監督による「ビデオコンテ」、本編を⾒ながらアフレコや楽曲制作の裏側を語りつくした醍醐⻁汰朗×森七菜×RADWIMPS による「ビジュアルコメンタリー」、新海誠監督と有働由美子氏による公開後だからこそ語ることのできる「新海誠監督×有働由美子 反省会!」、国内や海外での舞台挨拶を記録した「イベント記録映像集」も収録する。映像特典の合計は11時間。

「天気の子」Blu-rayコレクターズ・エディション 4K Ultra HD Blu-ray同梱5枚組(初回限定)
(C)2019「天気の子」製作委員会

「天気の子」UHD BD/BD/DVD概要

パッケージソフトの発売日は5月27日。価格はUHD BD+BDセットで5枚組のコレクターズ版が12,000円、BDスタンダード版が4,800円、DVDスタンダード版が3,800円。UHD BDはコレクターズ・エディションのみに収録される。発売元はSTORY/東宝、販売元は東宝。

  • Blu-rayコレクターズ・エディション 4K Ultra HD Blu-ray同梱5枚組【初回生産限定】(品番:TBR30000D) 12,000円
  • Blu-rayスタンダード・エディション(TBR30001D) 4,800円
  • DVDスタンダード・エディション(TDV30002D) 3,800円

コレクターズ・エディションは、UHD BD本編ディスク、BD本編ディスクに加え、特典BDを3枚同梱。合計5枚組となる。

UHD BD本編ディスクの音声は、DTS-HD MasterAudio 5.1chとDTS-HD MasterAudio 2.0chで収録。さらに、エンドクレジットの「愛にできることはまだあるかい」が英語歌唱版になっているバージョンも英語主題歌版DTS-HD MasterAudio 5.1chで収録する。本編収録時間は114分で、映像はビスタサイズ。特典映像は収録しない。