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ソニー、Bluetoothリモコン付きカメラグリップ。ミニ三脚に変形、Vlogにも
2020年1月15日 13:06
ソニーは、デジタルカメラ用アクセサリーとして、ワイヤレスリモコン内蔵グリップ「GP-VPT2BT」を1月31日に発売する。価格は12,560円。
機動力を重視したアクティブな撮影を行なうユーザーの要望に応えるというシューティンググリップ。Vlogや日常撮り、旅行などでの利用を想定する。
Bluetoothリモコンを備え、グリップを持った状態でも静止画/動画撮影やズーム操作(電動ズーム対応カメラ/レンズの場合)が可能。ケーブルなどの接続が不要なため、防塵防滴に配慮した設計となっている。
手持ちのほか、グリップ部を開くとミニ三脚としても利用可能。投稿動画の商品レビューなど両手が使えない場合や、被写体から離れた撮影などにも使える。
装着可能なデジタルカメラは、α9 II、α9 Ver.6.0以降、α7R IV、α7R III Ver.3.0以降、α7 III Ver.3.0以降、α6600、α6400 Ver.2.0以降、α6100、RX100 VII、RX0 II Ver.2.0以降。レンズとカメラ本体の総質量が1.5kg以下まで対応する。
ミラーレス一眼など重量のある機材を装着しても安定したホールド性を実現するというグリップ形状を採用。グリップを握りながら手元でボタン操作ができる。
静止画と動画それぞれのシャッターボタンと、速度2段階のズームボタンに加え、C1ボタンも装備。カメラ側のC1ボタンに割り当てられた機能の呼び出し可能。再押しAF/MFコントロールや、瞳AFの右目/左目切り替え、再押しAWBロックなど、設定した機能がグリップのボタンでも呼び出せる。移動時などの不要操作を防げるLOCKスイッチも装備。
自撮りと外向きの切り替えがボタン操作で素早く行なえる雲台機構を新たに搭載。90度ごとで固定され、チルト機構と合わせて使用するとグリップを使った縦位置撮影もできる。
チルト機構は10度ごとの角度調整に対応。ハイポジションからローポジションまでアングル調整ができる。自撮りだけでなく外向き撮影時もチルトは可能。装着するカメラの重量によって角度調整時の操作感を調整できるノブも備える。
本体の高さは172mm、重量は215g。電源はリチウムコイン電池のCR2032。通常の使用で約1年間動作するという。電池残量が少なくなった場合はLEDランプが点滅して知らせる。