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スカイウォーカーの夜明け応援上映。及川光博「ED中ずっと嗚咽」、武田真治がルークに

シリーズ完結編「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が1月15日付けで興行収入62億円、動員410万人を突破。そんな本作のヒットを記念して、応援上映イベントが1月16日に開催された。登壇ゲストは、俳優/ミュージシャン・及川光博さん、俳優/サックスプレイヤー・武田真治さん、カイロ・レンの吹替を務める声優・津田健次郎さん。

左から津田健次郎、及川光博、武田真治

公開前からファンの間で熱く待望されていた応援上映ということで、事前のチケット販売はすぐに完売だったという。好きなキャラクターのコスチュームに身を包み、ライトセーバーを持参するなど熱心なファンが集まった。「皆さんスター・ウォーズ何回観ましたかー!? 」というMCからの問いかけには「10回! 」や「12回! 」、更には「公開から毎日観てる! 」など、SWファンならではの熱さ。

及川さんと津田さんはカイロ・レン、武田さんはルーク・スカイウォーカーと、各々が好きなキャラクターをイメージした衣装で登場。衣装へのこだわりについて、及川さんは「かっこいいでしょ? このカイロ・レンの衣装はオリジナルで作りました」と気合十分の様子。武田さんも「これは…あつらえました! 」と衣装についてコメント。また武田さんから「僕はなんちゃってですけど、津田さんがその格好なさったらほぼカイロ・レンでしょ! 」と突っ込みが入ると、会場は笑いに包まれたという。

完結編を迎えた本作について、シリーズファン歴42年と公言している及川さんは「ハンドタオルを持ってきてよかったなと思いました。エンドロール中数分間ずっと嗚咽してました。一言で言うと卒業式みたいだった。泣けた泣けた! 」と大興奮。スター・ウォーズのフィギュアを20年以上に渡りコレクションするなどのファン歴を持つ武田さんも「こういう応援上映会で初見て良いよね。その人すごく邪魔されると思うよ(笑)すごくすごく応援したら結末変わるかもしれませんよね」と会場の笑いを誘った。

及川さんは「1978年に日本公開されて、渋谷の映画館に観に行った。8歳の僕には、ただただ驚きの世界だった。最古のファンの一人です」。武田さんは「(初めてスター・ウォーズを見たのは)最初のテレビ放映です。剣道始めるか始めないかくらいの時、フォースのトレーニングのシーンを真似て、目隠ししてプラスチックのバットを構えて、妹におはじきを投げてもらった。でもおはじきは当たらなくて、妹に『お前は俺のフォースを分かってない』と言ったんですよ」とのエピソードも披露した。

さらに三人は、世界中のSNS上で流行している“ベン・ソロチャレンジ”に挑戦。このチャレンジは、本作のあるシーンを再現してSNSに投稿するというムーブメント。MCの掛け声に合わせてベン・ソロになりきった3人がオリジナリティあふれるポーズを決めた。

最後に及川さんは「シンプルでありながら深いスター・ウォーズの哲学を胸に刻んでこれからもダークサイドに気を付けてまいりたいと思います。ミッチーでした」とお馴染みのフレーズでコメント。武田さんは「42年かけて完成する映画は他にない、これはサグラダ・ファミリアが完成したようなもの。この映画の価値が未来に下がるものでは絶対ないので、どんな形でこの映画に触れていただいて構わないですが、やっぱり完成した直後劇場で公開している間に何度でも足を運んで、この感動を多くの人と分かち合っていただきたいと思います。僕も上映中通えるだけ通います。本当にこの時代に生きていられることに感謝しながら楽しみたいと思います」と愛のあるコメントを述べた。

また津田さんは「3作カイロ・レンの吹替をやって本当に幸せでした。完結編ということで子供の頃から観続けてきたスター・ウォーズが完結というのは寂しいけれど、愛にあふれた今回のスター・ウォーズを皆さん是非全力で楽しんでください。そしてこれからもカイロ・レンとスター・ウォーズを愛してください」とスター・ウォーズへの愛がこもった熱いメッセージを送り、イベントは締めくくられた。