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追尾撮影AIカメラにもなる4Kドローン「PowerEgg X」。スマホ連携で録音も

パワービジョンジャパンは、ドローンによる空撮やAIでの自動追尾に対応したカメラ「PowerEgg X」を発売した。価格は、基本バージョンのエクスプローラモデルが99,900円(税込)、水面離着陸や雨天飛行ができる防水アクセサリー付きのウィザードモデルが146,900円(税込)。

PowerEgg X ドローンモード

AIカメラモード、ドローンモード、ハンディジンバル撮影モードの3種の使い方が可能なカメラ。センサーは1/2.8型CMOSで、有効画素数は1,200万画素以上。レンズは画角78.4度、F1.8。4K/60p(3,840×2,160)、フルHD/120p(1,920×1,080)、HD/240p(1,280×720)の撮影ができる。動画フォーマットはMP4/MOVに対応し、コーデックはH.265/HEVC、MPEG-4 AVC/H.264に対応。静止画はJPEG/RAW。

AIカメラモードは、顔認識とオートフレーミング機能によってFOV 170度の画角内において、常に使用者をロックし、画面のセンターに捉え続ける。ロックメモリ機能も備えており、ターゲットが画角外に出ても、再び画角に入れば自動で再ロックする。またディープラーニングによりジェスチャーデータを保存することで、様々なジェスチャーを用いて撮影、録画、追尾、合同撮影などができる。

AIカメラモード

ドローンモードは時は3軸ジンバルによるブレ補正で手軽にダイナミックな空撮が行なえるという。SyncVoice音声画像合成技術も採用しており、スマートフォン等のマイクで録音した音声と撮影映像を自動で合成できる。10m/sの耐風性能を備える。最大水平飛行速度は18m/s。最大離陸高度は海抜4,000m。最大航続時間は30分。自動障害物回避や自動着陸機能も備える。

ハンディジンバル撮影モード時も三軸ジンバルにより手ブレを補正。安定した4K/60fpsの録画ができるという。最大撮影時間は3.5時間。
本体重量は522g。外形寸法は165×100×100mm(幅×奥行き×高さ)。両モデルともにインテリジェントバッテリー、プロペラアーム、リモコンなどを付属する。

ハンディジンバル撮影モード