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パナソニック、最長6ch×16日間録れる全自動ディーガ。約9万円

パナソニックは、2K放送×6chを最長16日間録画できる全自動DIGA「DMR-2X200」を3月13日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9万円前後。

2TB HDD・7チューナ搭載の「DMR-2X200」

'19年5月発売の全自動DIGA「DMR-BRX2060」(2TB・7チューナー)のマイナーチェンジモデル。同日発表の上位機と異なり、4Kチューナーや4K Ultra HD Blu-rayの再生、4Kネット動画機能をサポートせず、2K放送のチャンネル録画に特化させている。

前機種からの変更点は、おうちクラウドの機能拡張や、オリンピック期間中の関連記事配信などで、基本機能は従来モデルを踏襲する。

内蔵チューナー数は、全7チューナーで、地上波/BS/CS×6・地上波専用×1。最大で2K放送×6chのチャンネル録画が可能で、最長約16日間(15倍録時)の番組が記録できる。通常録画は、最大3番組同時録画まで。

独自機能として、オリンピック開催期間中は、話題の競技やメダル獲得が期待される選手に関するオリンピックニュースをレコーダーに配信予定。ニュース記事画面から、リモコンボタンで関連番組の録画予約ができたり、チャンネル録画一覧から関連番組を検索することができる。また期間中は、新着番組画面にも「オリンピック・パラリンピック」のジャンルができ、放送後に話題になった競技もすぐに呼び出して再生することができるという。

番組ニュースの「エンタメ」タブ。オリンピック開催中は番組ニュース画面に関連記事が配信され、ニュース記事から番組検索や予約登録ができるようになる

ゴールデンタイムなど、好きな時間帯を選んで、該当する時間内に放送されるドラマとアニメだけを長期間残してくれる「おとりおき」機能も搭載。チャンネル録画したものの中で、消さずに残したい番組があれば、チャンネル録画用のHDD領域から、通常録画用のHDD領域や外付けUSB HDDへ保存したり、BDへダビングすることができる。

おとりおき設定画面
ドラマとアニメの放送カテゴリー(朝/午後/ゴールデンタイム/深夜)から、最大2項目が選べる

音楽や写真、動画データを取り込んだり、様々な機器やデバイスと連携する独自のネットワーク機能「おうちクラウド」をサポート。スマホアプリ・どこでもDIGAを使った宅外からの録画予約や視聴、CDリッピングやハイレゾリマスター保存、HDペットカメラ連携やGoogle Home対応スマートスピーカーを使った遠隔操作などが行なえる。

また近日アップデート予定の「どこでもDIGA」(Ver5.0)で、「スマホによる音声操作」「DIGA増設/入れ替え時の番組予約引き継ぎ」「新着番組タブの追加」「LINEを使った番組検索や再生指示、家族同時のDIGAによる録画番組シェア」などが追加される。

再生可能ディスクは、BD(MGVC対応)、ブルーレイ3D、DVD、音楽CDなど。4K Ultra HD Blu-rayの再生には対応しない。

インターフェイスは、HDMI出力、USB 3.0(通常録画・チャンネル録画兼用)、LAN端子を各1系統。

消費電力は約33W。外形寸法と重量は、430×199×60mm(幅×奥行き×高さ)、約2.7kg。

リモコン
背面端子