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4Kチューナ搭載で約8.5万円のエントリー4Kレグザ「C340X」

東芝映像ソリューションは、4K液晶テレビ「REGZA C340X」シリーズを3月上旬より発売する。新4K衛星放送チューナーを1基搭載し、映像回路「レグザエンジン G」を搭載したエントリーモデルで、43型「43C340X」、50型「50C340X」、55型「55C340X」の3モデルをラインナップする。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は43型が8.5万円前後、50型が10万円前後、55型が12万円前後。

55C340X

REGZA C340Xシリーズ
・55型 「55C340X」 店頭予想価格12万円前後 3月上旬発売
・50型 「50C340X」 同10万円前後 3月上旬発売
・43型 「43C340X」 同8.5万円前後 3月上旬発売

C340Xシリーズ
55C340X

パネル解像度は、4K/3,840×2,160ドット。全モデルともVA方式で、バックライト制御はダイナミックグローバルディミング。映像エンジンは、最新のアルゴリズムを採用した「レグザエンジン G」。

レグザエンジン G

ブロックごとに映像の種類を検知し、絵柄に応じた最適な復元処理を実施することでノイズを抑えながら4K放送本来の美しさを再現する「4KビューティX」。合わせて、動き追従ノイズパターン抽出型3次元NRにより動きボケを大幅に抑制しつつ、地デジノイズクリア、地デジ精細感復元といった高画質化処理を複合的に行なうことで地デジの高画質化を実現する「地デジビューティX」を備える。

HDR方式はHDR10と4K放送に使われるHLG(ハイブリッドログガンマ)で、緻密なコントラスト制御でリアルな立体感と色彩を再現する「HDRオプティマイザー」や、明るいシーンでの肌色飽和を高精度に検出し、自然な階調と質感を立体的に表現する「美肌リアライザー」も備える。自動画質調整は、明るさセンサーを使った「おまかせオートピクチャー」。

4K放送本来の美しさを再現する「4KビューティX」(イメージ)

搭載チューナーは、地上/BS/110度CS×3、BS/CS 4K×1。別売のUSB HDDに、地上/BS/CSは2番組同時、4K放送はシングル録画ができる。

利用できる映像配信サービスは、Amazon Prime Video、Netflix、YouTube、AbemaTV、Hulu、dTV、U-NEXT、DAZN、TSUTAYA TV、DMM.com、スカパー! オンデマンド、ひかりTV 4K、クランクイン! ビデオ、アクトビラ ビデオ・フル。リモコンのダイレクトボタンはNetflix、YouTube、AbemaTV、Hulu、Amazon Prime Video、U-NEXTの6つ。

リモコン

入出力端子は、HDMI入力は4系統。4K/60p 12bit信号のほか、PCゲームの2,560×1,440/60p入力に対応。最小遅延は60Hz入力時で約0.83msec。ゲームモードに自動で切り替わるALLMもサポートする。

コンポジット映像・LRアナログ音声入力が各1系統。光デジタル音声出力、ヘッドフォン出力を各1系統用意する。USB端子は2系統。スピーカーシステムは「レグザパワーオーディオシステム」で総合出力は55・50型が20W、43型が14W。

消費電力は、55型が159W、50型が130W、43型が118W。年間消費電力量は55型が93kWh/年、50型が81kWh/年、43型が77kWh/年。

外形寸法/重量は、55型が123×21.9×75.2cm(幅×奥行き×高さ)/14kg、50型は111.2×21.9×68.4cm(同)/12kg、43型は95.9×21.9×59.7cm(同)/9kg。

C340Xシリーズ概要
シリーズ比較