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映画「1917 命をかけた伝令」、新たな本編映像解禁

2月14日から公開される、映画「1917 命をかけた伝令」。その中から、戦場を駆ける2人の若き兵士の、友情からなる穏やかな一場面をリアルに描いた本編映像が到着した。

映画「1917 命をかけた伝令」
(C)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

第一次世界大戦を題材に、若きイギリス兵スコフィールドとブレイクの2人の兵士が危険待ち受ける敵の陣地を抜け、進軍する仲間と兄弟が所属する1,600人の友軍兵士たちの命を救うべく、一刻も早く「作戦中止」の重要な伝令するために奔走する姿を描いた作品。
不可能とも思える過酷なミッションをより臨場感たっぷりに映し出すために、各シーンをすべてワンカットで撮影。そして全体を継ぎ目なくつなげる事で、まるで1つの長回しのシーンのように見える撮影方法も話題となっている。

『1917 命をかけた伝令』ワンカットから感じる緊張感!本編映像 "戦場を駆ける若き兵士たちの安息のひと時"

今回解禁された映像は、そんな戦場中で訪れる安息のひとときを切り取った本編映像。壮絶な戦いを物語る瓦礫の中を歩く、スコフィールドとブレイク。敵の姿が見えなくとも、ブレイクの息は上がり、スコフィールドも疲弊した様子を見せている。

まだ19歳で前線に行けるならどんな任務も引き受けようと意気込むほどに前向きなブレイクは、同僚のウィルコの微笑ましいエピソードで場を和まそうとする。いくつもの戦場を経験している年上のスコフィールドは最初こそ冷たくあしらったが、天真爛漫に話し続けるブレイクの話についつい笑みを漏らしてしまう。

命懸けの環境のなかでも、ふとした時に笑顔がこぼれる、そんな2人の友情からなる穏やかな一場面をワンカット映像のなかで丁寧に描き出したワンシーンとなっている。

(C)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

サム・メンデス監督は、「(当時の)兵士たちは友情や絆を深め、生涯の友となった」と語る。「だからスコフィールドとブレイクという全く違うタイプの2人が友情を築くところを描きたかったんだ。2人は意気投合して、絆を深めるが、なぜ友だちになったのか理由は分からない。分からないままにお互い助け合っていくんだ」と、当時の兵士たちが友情関係を築く過程を分析し、映画にもリアルに反映したことを明かしている。

ミッションのために同行する兵を選ぶよう指示された際、その内容も知らぬまま、傍にいたスコフィールドを選んだブレイク。その後、コリン・ファ―ス演じるエリンモア将軍の元へ向かい、やっとミッションの全貌を知ることになるのだが、そんな2人が危険な状況を乗り越えて、友情や絆を育んでいく様子が、当時の兵士たちにリスペクトを捧げるサム・メンデス監督によって丁寧に描き出されていくところも本作の見どころとなっている。

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