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ELACエントリースピーカーの特別版「Debut Rererence DBR 62」。ペア8万円
2020年2月14日 07:45
ユキムは、ELACの新スピーカーとして、アンドリュー・ジョーンズ プロデュースによるDebutシリーズのスペシャル・バージョンである「Debut Rererence」シリーズの「DBR 62」を3月に発売する。価格はペアで8万円。仕上げはブラックバッフル、ウォールナットキャビネット。
エントリー・ラインであるDebutをベースに、新たなコンセプトとクオリティで企画。カジュアルでレトロな外観を採用しており、「ハイファイ・オーディオとしてのアイデンティティを保ちながら共に暮らすファニチャーとして存在する」モデルだという。
DBR 62は、日本国内においては未発売の「Debut B6.2」のスペシャル・バージョン。「ユニークな外観と施されたチューンにより屈託なく気持ちよく鳴る」モデルとしている。
2ウェイのブックシェルフで、エンクロージャーはバスレフ型。ウーファーには、165mmのアラミドファイバーコーン、ツイーターは25mmのクロスドーム。
物理的にドライバー・ユニットの高周波レスポンスを向上させるウェーブ・ガイドをツイーターの周囲に搭載。上級ラインのVELAシリーズでも採用されたもので、「歪みのない放射特性に優れたクリアな高音域が再現される」という。
165mmのアラミドファイバー・コーンウーファーは、Debut B6.2と同様の振動板だが、DBR 62はシャシーに剛性の高いアルミ・ダイキャストを採用した新しいタイプのものを採用。ユニットが発する振動を抑え、バッフル強度の向上にも貢献したという。
トップパネルとサイドパネルのジョイント方法を変更し、エンクロージャーの強度を大幅に向上。振動の大幅な低減に寄与し、特に低音の解像度に大きな効果があるという。グレーのサランネットは、マグネット装着タイプ。
クロスオーバー周波数は2,200Hz。再生周波数特性は44Hz~35kHz。能率は86dB/2.83V/m。インピーダンスは6Ω。入力は最大120W。外形寸法は275×208×359mm(幅×奥行き×高さ)。重量は8.2kg。