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Sonos初のバッテリ内蔵スマートスピーカー「Move」。Bluetooth初対応
2020年2月27日 12:06
Sonos Japanは、バッテリー内蔵で持ち運べるスマートスピーカー「Sonos Move」を3月6日より先行販売開始する。価格は46,800円。当初はAmazonやBEAMS一部店舗とオンラインストアのみで販売され、全国販売は3月20日から。
ホームオーディオ向けスピーカーなどを展開しているSonosブランド初となる充電式で、高い耐久性により屋外使用にも対応したポータブルスマートスピーカー。GoogleアシスタントとAmazon Alexaに対応する。海外では'19年9月より発売されていたモデルが、国内でも販売開始される。
Sonosで初めてBluetoothも搭載。屋外などWi-Fiがない場所では、Bluetoothスピーカーとして利用できる。背面にハンドルを備え、持ち運びしやすくなっている。Wi-Fi環境上ではSonosシステムと連携し、日本では50以上のストリーミングサービスや音声アシスタント、AirPlay 2などに対応。
Wi-FiはIEEE 802.11b/g/n対応でデュアルバンドをサポート。iOS 11.4以降のApple機器とAirPlay 2で連携できる。Bluetooth 4.2対応で、プロファイルはAVRCP、コーデックはSBCとAACをサポートする。
フル充電で約10時間の連続再生が可能。「落下や、降雨、極端な温度などへの耐性試験を繰り返し、部屋から部屋へ、家から外へ、屋内外のあらゆる環境で最高のサウンド体験を実現した」という。IP56規格の防水防塵をサポートする。
Sonos独自の音質調整機能「Trueplayチューニング」を自動化。スピーカーが自動的に周辺環境に合わせて最適なバランスにEQを調整するという。「スマートに調整されるサウンド、驚くほどディープなベース音、幅広いサウンドプロフィールにより、室内での利用はもちろん、庭のすみずみまでパワフルなサウンドを届ける」としている。
2つのクラスDデジタルアンプと、下方放射型ツイーター1基、ミッドウーファー1基を搭載。ミッドウーファーが中音域のボーカル周波数帯を忠実に再現し、深みのあるリッチなベース音を再生可能としている。
4つの遠距離対応マイクアレイを搭載。音声コマンドに応答していることを知らせるチャイム音も備える。
トップパネルは静電容量式のタッチ操作で音量の増減、曲送り/戻し、再生/一時停止の操作、マイクのステータス確認などが可能。LEDランプでステータス、マイクのステータス、音声フィードバックを表示する。LEDインジケータライトが点灯している間はマイクが有効になっていることを示す。
充電はUSB Type-C経由で行ない、12V/3A、15V/3A、20V/2.25AのACアダプターから給電できる。外形寸法は160×126×240mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3kg。