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Sonos、外でも使えるスマートスピーカー「Move」。手持ち機器をスマート化するアダプタも

米Sonosは、屋内外でパワフルなサウンドが楽しめるというスマートスピーカー「Sonos Move」を発表した。9月24日より世界各国で発売され、日本では'20年春より46,800円で販売予定。

Sonos Move

さらに、2つの新製品も発表。Sonos Oneから音声アシスタント機能を省いたワイヤレススピーカー「Sonos One SL」と、手持ちの機器を音声アシスタントとワイヤレス再生対応にするオーディオアダプター「Sonos Port」をラインナップする。One SLは、10月発売で21,800円。Portは、'20年春発売で価格は46,800円の予定。

屋外でも使えるスマートスピーカー「Sonos Move」

Wi-FiとBluetoothを搭載するスマートスピーカー。室内だけでなく、移動先でもパワフルなサウンドを再生する点が特徴。「庭のすみずみまでサウンドを届ける強力なパワーを誇り、Sonosシステムの一部として活用できる」という。

Sonos Moveの設置例

音楽、オーディオブック、ポッドキャストなど日本では50を超えるストリーミングサービスに対応。Sonosアプリ、AirPlay 2、音楽配信サービスのアプリから直接操作できる。

Sonosスピーカーでは初めて、Bluetoothを利用したオーディオ再生に対応。外出中でもスマートフォンやタブレットで再生した音楽をSonos Moveで聴ける。新たに「自動Trueplay機能」を搭載。Trueplayチューニングテクノロジーにより、スピーカーが周辺環境に合わせた最適なバランスに音を自動調整するという。

Googleアシスタント(日本は2020年初旬対応予定)とAmazon Alexaに対応。Wi-Fiに接続して使う際は、音楽の再生、ニュースのチェック、スマートホーム機器の操作などをハンズフリーで行なえる。

シャドーブラックの楕円形のデザインを採用。IP56規格に準拠。落下、衝撃、雨、湿気、埃、泥、紫外線、極度の寒暖にも耐えるという。内蔵バッテリーで最大10時間の再生が可能。付属の室内用充電ベースに置いて利用できる。バッテリーを最大5日間保持するサスペンドモードも用意する。

マイクを省いて21,800円の「Sonos One SL」

Sonos Oneから音声アシスタント機能とマイクを省いたスピーカー。音楽ストリーミングサービスには対応し、SonosアプリやAirPlay 2、音楽配信サービスのアプリなどから操作できる。カラーはブラックとホワイトの2色。

Sonos One SL

2つのクラスDアンプを搭載。部屋に合わせてサウンドを最適化するTrueplayチューニングテクノロジーも搭載する。Sonos One、またはもう1台のSonos One SLを同じ部屋に2台ペアリングすると、ステレオ再生も可能。また、2台をリアスピーカーにして、Sonos Playbar、Sonos Playbase、Sonos Beamと組み合わせると、ホームシアターのサラウンド拡張もできる。

ネットワーク再生対応オーディオアダプタ「Sonos Port」

「あらゆる音源を様々なスピーカーに送り、 スピーカーをSonosストリーミング対応のステレオやレシーバーに早変わりさせる」というネットワークオーディオアダプター。Sonosアプリから自動的にアンプをオンにできる12Vトリガーを搭載。スマートフォンなどと連携し、AirPlay 2を使用した操作や、Alexa/Googleアシスタントによる音声操作も可能。スマートホームともシームレスに連携するという。

Sonos Port(右)

音楽やポッドキャスト、オーディオブック、インターネットラジオをストリーミングして手持ちのオーディオアンプなどから聴くことが可能。ライン入力も備え、アナログレコードやCD、保存済みのオーディオファイルも他の部屋にあるSonosスピーカーから聴ける。

プロのインストーラーを想定して設計し、本体はマットブラック仕上げのデザイン。AVラックに重ねて設置することも可能。