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Sonos、Wi-Fi&Bluetooth対応スマートスピーカー「Roam」今夏発売

「Sonos Roam」(シャドーブラック)

米Sonosは、Wi-FiとBluetoothに対応し、屋内外で利用できるポータブルスマートスピーカー「Sonos Roam」を発表した。現地では4月20日に169ドルで発売する。日本では今夏より販売予定で、価格は未定。カラーはシャドーブラックとルナーホワイトの2色展開。

Wi-FiとBluetoothに同時接続することで、どこからでもシームレスにストリーミングを楽しめるというポータブルスピーカー。自宅ではWi-Fi経由でSonosシステムに接続、外出先ではBluetoothに切り替わり、モバイル機器と自動的にペアリングされる。

丸みを帯びた三角形フォルムを採用

本体は丸みを帯びた三角形フォルムで、縦置き時は場所を取らず、横置き時は野外でも安定して使用できるという。

新たに「Sound Swap」機能を搭載。スピーカーの再生/一時停止ボタンを長押しすることで、再生中の音楽を一番近くにあるSonosシステムのスピーカーに切り替えて再生できるため、音楽を部屋から部屋へ移動させることができる。

また、Sonos RoamをBluetoothでストリーミング中、Sonosアプリを使用してSonosスピーカーとグループ化すると、シームレスな接続で、BluetoothストリーミングをSonosシステム全体で楽しむことも可能。

Sonos Roamは日本で50以上のストリーミングサービスを利用可能。Sonosアプリによる操作のほか、Amazon Alexaを使用した音声操作、Apple AirPlay 2、お気に入りの音楽配信サービスのアプリからの直接操作にも対応した。

音質は、他のSonos製品と同様にアーティストが意図したとおりにコンテンツを再現できるよう、音楽や映像業界のエキスパートたちによってチューニングされており、大型スピーカーに求められるようなクリアで深みのあるきめ細やかなサウンドを実現したとする。

Sonosサウンドボードの一員で、グラミー賞受賞歴を持つマスタリングエンジニアでもあるエミリー・レイザーは「Sonos Roamは、 ただメガホンのように大きな音を再生するのではなく、 きめ細やかに調整された音を生み出すスピーカーとして、 このクラスでは類のない製品です」としている。

Wi-Fi接続時だけでなく、Bluetooth接続時も、部屋の壁や家具、その他の面からの音の反射を測定し、音質を微調整し向上される自動チューニング機能「Trueplay」を利用可能に。「どんな周辺環境でも常時チューニングされ、最適なサウンドが再生」されるとのこと。

重さ450gを切る軽量設計ながら、IP67準拠の防塵・防水仕様。シリコン製エンドキャップと物理ボタンが、落下や衝撃からスピーカーを保護する。バッテリーは1回のフル充電で最長10時間の連続再生が可能。最長10日間の待機時間も実現した。

充電は付属のUSB Type-Cケーブルや、別売りのマグネット式ワイヤレス充電器、Qi規格のワイヤレス充電器を使用する。

パッケージは環境に配慮し、使い捨てプラスチックを一切排除。100%サステナブルは紙やリサイクル素材で構成され、 インクの使用を最小限に抑えた新しいデザインが取り入れられている。

シャドーブラックモデル
ルナーホワイトモデル