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ドコモの5Gは3月25日スタート。「Xperia 1 II」など対応スマホ7機種
2020年3月18日 11:58
NTTドコモは、第5世代移動通信方式(5G)を用いた通信サービスを3月25日から提供する。提供開始時点で受信時最大3.4Gbps、6月以降は受信時最大4.1Gbpsを実現するという。対応エリアは3月末時点で全国150カ所、2020年6月末には全都道府県へ展開する。「AQUOS R5G SH-51A」、「Xperia 1 II SO-51A」などの対応スマートフォンも発表している。
5G対応機種は、スマートフォン7機種、データ通信製品1機種。サービス開始日以降順次発売する。なお、5G対応機種はLTEエリアでも利用できる。
5Gの料金プラン
5Gに対応した料金プランとして「5Gギガホ」、「5Gギガライト」を5Gスマートフォンユーザーに提供する。5Gギガホの利用料金は月額7,650円。なお、5Gギガホは、新たに契約してから最大6カ月間、月額料金を1,000円割引く「5Gギガホ割」を提供。
さらに、「みんなドコモ割(3回線以上)」(-1,000円/月)、「ドコモ光セット割」(-1,000円/月)、「dカードお支払い割」(-170円/月)を適用すると、最大6か月間、月額4,480円から利用できる。
また、当面の間、5Gギガホをユーザーは「データ量無制限キャンペーン」により、国内利用であれば動画などのリッチなコンテンツを、データ量上限を気にすることなく、楽しめるという。
「5Gギガライト」も提供。利用データ量に応じた料金が段階的に適用となるもので、「みんなドコモ割(3回線以上)」、「dカードお支払い割」の適用で、月間利用データ量が1GB以下の場合、月額1,980円から利用できる。
また、「5Gギガホ」、「5Gギガライト」のほか、1人で2台の機種を使用する場合、ペア設定した「ドコモのギガプラン」のデータ量をシェアできる「5Gデータプラス」を月額1,000円で提供する。
ドコモでは、5Gに対応した22のソリューションも発表。ドコモ単独で展開するものに加え、パートナーと協創したソリューションも用意。撮影から配信までワンストップでドコモが用意し、8KVRのライブ配信をサポートする高精細映像伝送ソリューション「Live EX 8KVR」や、ワコムと共に展開する遠隔共同制作ソリューション「Virtual Design Atelier」などがある。
5G対応スマホ
5G対応スマートフォンは6機種。この中の「Galaxy S20+ 5G」には、東京2020オリンピックモデル「Galaxy S20+ 5G Olympic Games Edition SC-52A」も用意。合計で7機種を3月25日から順次発売する。モデル名と発売時期は以下の通り。全モデル、OSはAndroid 10を採用。防水・防塵昨日も備えている。
- Galaxy S20 5G SC-51A 3月25日
- AQUOS R5G SH-51A 3月25日
- LG V60 ThinQ 5G L-51A 4月下旬以降
- Xperia 1 II SO-51A 4月下旬以降
- Galaxy S20+ 5G SC-52A 5月下旬以降
- arrows 5G F-51A 6月下旬以降
「Galaxy S20 5G SC-51A」は、スリムで持ちやすいデザインと、メモリ12GB、ストレージメモリ128GBと、最高クラスのスペックが特徴。光学3倍ズーム、約6,400万画素の望遠カメラも備え、ズームしても高画質で撮影できるという。ディスプレイは6.2型の有機ELで、解像度は1,440×3,200ドット。外形寸法は152×69×7.9mm(縦×横×厚さ)で、重量は約163g。
「Galaxy S20+ 5G Olympic Games Edition SC-52A」は、背面デザインや壁紙を特別仕様にした東京2020オリンピックモデルで、ドコモだけが販売。カラーは、オリンピック選手に配布予定のモデルと同じゴールド。
「AQUOS R5G SH-51A」は、高精細な8K動画も撮影できる。10億色の表示を可能にし、AQUOS R2の2倍以上の輝度となったPro IGZOディスプレイを搭載する。サイズは6.5型で、解像度は1,440×3,168ドット。ワンセグ/フルセグ受信にも対応する。外形寸法は162×75×8.9mm(縦×横×厚さ)で、重量は約189g。
「LG V60 ThinQ 5G L-51A」は、画面付き専用ケース「LGデュアルスクリーン」を装着すると、2画面スマートフォンとして使えるのが特徴。片方の画面をコントローラーとして使うことで、ゲーム機のような操作もできる。メインディスプレイは6.8型の有機ELで、解像度は1,080×2,460ドット。外形寸法は170×78×9.2mm(縦×横×厚さ)で、デュアルスクリーン装着時は177×87×15mm(同)。重量は約218gで、デュアルスクリーン装着時は約353g。
「Xperia 1 II SO-51A」は、トリプルレンズカメラのすべてにツァイスレンズを採用。瞳AFは動物撮影でも利用でき、世界初となる1秒間に最高20コマのAF/AE追従高速連写にも対応する。ディスプレイは有機ELで、解像度は1,644×3,840ドット。ワンセグ/フルセグ受信にも対応する。外形寸法は166×72×7.9mm(縦×横×厚さ)で、重量は約181g。
「Galaxy S20+ 5G SC-52A」は、約6.7インチの大画面有機ELディスプレイと、4,500mAhの大容量バッテリー、次世代のLPDDR5メモリを搭載。ディスプレイの解像度は1,440×3,200ドット。
「arrows 5G F-51A」は、Adobeの自動補正により、シャッターを切るだけで、写真がプロ並みの仕上がりになるという。6.7型の有機ELディスプレイを採用。解像度は1,440×3,120ドット。
5G WELCOME割キャンペーン
前述の5G対応スマホ7機種は「5G WELCOME割キャンペーン」の対象となり、新規契約(MNPを含む)の場合22,000円(税込)の割引、契約変更の場合は5,500円(税込)の割引となる。キャンペーンの終了時期は未定。