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ソフトバンク5G、3月27日開始。「AQUOS R5G」「OPPO Reno3 5G」など対応スマホ4機

ソフトバンクは、同社初となる第5世代移動通信システム(5G)対応したスマートフォンとして、シャープ製「AQUOS R5G」、ZTE製「ZTE Axon 10 Pro 5G」、LGエレクトロニクス製「LG V60 ThinQ 5G」、OPPO製「OPPO Reno3 5G」の4機種を、3月27日以降に順次発売する。なお、国内の通信事業者でのOPPO Reno3 5Gの取り扱いはソフトバンクのみとなる。

AQUOS R5G

発売日は、AQUOS R5G、ZTE Axon 10 Pro 5Gが3月27日、LG V60 ThinQ 5Gが4月下旬以降、OPPO Reno3 5Gが7月下旬以降。

ソフトバンクは、5Gの商用サービス「SoftBank 5G」を3月27日に開始。今回発売した5G対応スマホ4機種で、5Gの特長である高速・大容量などの通信体験が楽しめる。ソフトバンクでは、5G時代ならではの臨場感溢れる視聴体験を実現するというコンテンツ配信サービス「5G LAB」も3月27日から提供する。キャリアを問わず利用できるもので、詳細は別記事で紹介する。

ユーザーは3月27日以降、契約している対象料金プランに加えて「5G基本料」(月額使用料1,000円)に加入することで、SoftBank 5Gのネットワークで使用できるようになる。また、5G基本料の月額使用料が2年間無料になる「5G無料キャンペーン」(申し込み不要)を、2020年8月31日まで実施。これにより、ユーザーは契約している対象料金プランの月額利用料金のままで、高速・大容量の5Gを体験できるという。

AQUOS R5G

AQUOS史上最大となる、約6.5型のPro IGZOディスプレイを搭載し、解像度は3,168×1,440ドット。液晶テレビで培った高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」を用いて、10億色を表現が可能。細かな色彩の違いも忠実に再現できるという。最大輝度1,000カンデラも実現。コンテンツに応じて自動で適切な輝度に調整する機能も備えている。

メインカメラとして、AQUOS初となる8Kカメラを搭載。8Kワイドカメラ、有効画素数約1,220万画素の標準カメラ、光学2倍ズームの望遠カメラ、動画の背景にぼかしを入れことができるカメラの4つを採用。それぞれのカメラを活用することで、8K動画の撮影ができるほか、静止画と動画の同時撮影、背景をぼかして被写体を際立たせたるポートレート撮影なども可能。

8K撮影に対応したワイドカメラは、120度の広い画角で写真や動画が撮影可能で、多くの人が集まる場所で広角撮影をしても、一人一人の顔を鮮明に記録できるとする。独自のAIを活用した「フォーカス再生」機能により、撮影した動画を「フォーカス再生」で再生すると、AIが自動で被写体を認識して、フォーカスを合わせてくれる。

フルセグ/ワンセグチューナーも搭載。IPX5、IPX8/IP6Xの防水・防塵性能も備える。CPUはオクタコア(2.8GHz+1.8GHz)/SDM865、バッテリー容量は3,730mAh。OSはAndroid 10。外形寸法は約162×75×8.9mm(縦×横×厚さ)で、重量は約189g。カラーはアースブルー、ブラックレイ、オーロラホワイト。

ZTE Axon 10 Pro 5G

ZTE Axon 10 Pro 5G

最新のチップセット「SDM865」や、128GBのROM、6GBのRAMを搭載。大容量のアプリや動画でもメモリー容量を気にせず、快適に楽しめるという。さらに、4,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているのも特徴。

狭額縁設計の約6.4型有機ELディスプレイを搭載。表示するコンテンツの映像の色や明暗レベルを忠実に再現できるという。画面内に指紋認証センサーも備えている。

3つのカメラを搭載し、AIにも対応。誰でもきれいな写真が撮影できるとしている。OSはAndroid 10。外形寸法は約159×73×7.9mm(縦×横×厚さ)で、重量は約176g。カラーはブルー。

LG V60 ThinQ 5G

LG V60 ThinQ 5G

同梱されているディスプレイ搭載の専用ケース「LGデュアルスクリーン」を装着することで、2画面での操作が可能。ソフトバンクが提供する5G時代のコンテンツ配信サービス「5G LAB」の「FR SQUARE」を使うと、音楽ライブやスポーツなどをいろいろな視点で2画面視聴できる。

「LGデュアルスクリーン」を装着することで、2画面での操作が可能

さらに、アプリで商品を探しながら、Webブラウザで口コミを調べるなど、2画面ならではのマルチタスクも楽しめる。

本体のディスプレイは約6.8型の有機EL。5,000mAhの大容量バッテリーも搭載する。128GBのROMと8GBのRAMを搭載。複数のアプリを同時に動作させても快適に操作できるという。

メインカメラとして、8K動画の撮影が可能なカメラなど、3つのカメラを採用。本体にマイクを4つ搭載し、臨場感のある動画撮影が楽しめる。写真を撮影する際には、AIが被写体に合わせてコントラストや明るさを自動で最適化する。

OSはAndroid 10。外形寸法は約170×78×9.2mm(縦×横×厚さ)で、重量は約218g。LGデュアルスクリーン装着時は、約177×166×15mm(同)で、約353gとなる。カラーはクラッシーブルー。

OPPO Reno3 5G

OPPO Reno3 5G

約6.55型の有機ELディスプレイを搭載。サブカメラが画面内に配置されており、画面占有率約93.4%を実現。指紋認証センサーも画面内に搭載。画面に触れるとすぐにロックを解除できる。

メインカメラとして有効画素数約4,800万画素のカメラをはじめとした4つのカメラを、サブカメラとして有効画素数約3,200万画素のカメラを搭載。光学手ブレ補正にも対応。被写体をAIが認識して肌をきれいにしたり、細身にしたりすることができる「AIビューティー」機能も装備する。

軽く、持ちやすさを追求した筐体に、4,025mAhの大容量バッテリーを搭載。OPPO独自の急速充電にも対応し、20分で約50%、56分で100%までの充電が可能。8GBのRAM、128GBのROMを搭載し、おサイフケータイにも対応する。

OSはAndroid 10。外形寸法は約159×72×7.7mm(縦×横×厚さ)で、重量は約171g。カラーはミスティ ホワイト。