PS5は超高速SSD搭載、CPU性能など技術解説動画が公開

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は19日、次世代コンソールゲーム機「プレイステーション 5」(PS5)のシステム設計に関して、リード・システムアーキテクトを務めるマーク・ サーニー氏による技術解説動画を公開した。PS5は、2020年の年末商戦期に発売される予定。

PS5に関する技術解説を行なったマーク・ サーニー氏

PlayStation公式Twitterアカウントにおいて予告されていた、PS5の技術に関する解説を動画で公開。PS5は、昨年に名称や大まかな概要が発表されてから、今回はSSDの高速化や、消費電力、3Dオーディオへの取り組みなど、より詳細な情報が公開された。

この中で、PS4 HDDは1GBのデータをロードする時間が20秒かかるのに対し、PS5のSSDは2GBのデータでも0.27秒と超高速であることや、CPUがx86-64-AMD Ryzen “Zen2" 8 cores/16 threadsだが、動作周波数が3.5GHzであること、GPUは2.23GHzで10.3TFLOPSなど、細かな仕様や、目標とする性能などが明らかになっている。なお、製品の具体的な発売日や価格などについては明かされていない。

SSDスピード

PS5の後方互換性

メインカスタムチップの構成

オーディオに「TEMPEST 3D」技術を搭載