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Campfire Audio、最上位「Solaris」を“再考した”限定モデル
2020年3月19日 16:00
ミックスウェーブは、米Campfire Audioの新イヤフォン「Solaris Special Edition」を3月27日に発売する。フラグシップ「Solaris」に、「今のCampfire Audioが持つ新しい技術をかけ合わせ、再考し辿り着いた」というモデルで、価格はオープンプライス。店頭予想価格は217,800円前後。
Solarisの特別なサウンドに見合うように、デザインにはアバロンを採用。 アバロンを贅沢に使った大きなフェイスプレートに、アバロンのインレイロゴを採用。「パーツや細部にまで注意を払い、ポートランドの誇りを持った職人の手により一つ一つを丁寧に手作業で作られ、こだわることで Solaris Special Editionは他とは異なるイヤホンとなった」という。
筐体には、3Dプリンターで成型されたセラミック製のアコースティックチャンバーを採用。主にABS樹脂を素材として活用したことで、 アコースティックチャンバーの設計を改善し、「Solarisの広大なサウンドステージをさらに広げ、歪みの少ないよりリアリティのあるサウンドを実現した」とする。
ドライバーはハイブリッド構成で、ダイナミック型のLow/Mid用を1基、バランスド・アーマチュアのMid×1、High×2の、合計4ドライバーを搭載。BAドライバーには、独自技術 「Tuned Acoustic Expansion Chamber(T.A.E.C)」を採用。「現代の技術によって達成可能なドライバーに音導管(サウンドチューブ)を使用しない独自の音響設計を可能にし、 高周波域のレスポンスを向上させた」とする。
さらに、大口径リアポート設計のBAドライバーを搭載した事で、歪みを抑えている。
ダイナミック型ドライバーは、「ATLAS」にも採用された直径10mmの「A.D.L.C コーテッド ダイナミック型ドライバー」の特別チューニング仕様。「POLARIS」にも採用された独自技術「Polarity Tuned Chamber」を採用する事で、チューニングを最適化した。
ケーブルはSuper Litz Cableが付属。様々な太さの高純度銀メッキ銅のリッツ線を使用した、4本の太い導体で作られている。ケーブルは着脱可能で、MMCX端子を採用。付属ケーブルの入力はステレオミニ。
ケースはプレミアムブラックレザーケースが付属。 裏地にはウールを使用し、クッション性のある裏地がイヤホンの筐体を保護する。再生周波数帯域は5Hz~20kHz。入力感度は入力感度115dB SPL/mW。インピーダンスは10Ω。