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マイクロソフトのMRデバイス「HoloLens 2」SB C&Sが取扱開始。38万3,800円

SB C&Sは、マイクロソフトの法人向けMixed Reality対応ウェアラブルデバイス「HoloLens 2」の取り扱いを24日より開始する。価格は38万3,800円。

マイクロソフトのウェアラブルデバイス「HoloLens 2」

HoloLens 2は、3Dグラフィックなどで作られた映像や画像(ホログラム)を、現実世界に重ね合わせて表示することで、目の前に実物があるかのように見たり、動かしたりできる技術“Mixed Reality”(複合現実)を実現するマイクロソフトのヘッドマウントディスプレイ。

第2世代モデルでは視野角が改善され、直感的なUI操作で表示した3Dモデルの操作性が向上。デバイス前後の重量バランスを見直すことで装着時の快適性も向上し、グラス部分のフリップアップも可能になった。

Windows10を搭載し、携帯電話やパソコンなどの外部機器と接続せずにワイヤレスで使用可能。ホログラムを拡大、縮小、回転、移動することもできる。

HoloLens 2装着例

SB C&Sでは、ホロラボと共同開発したソリューション「mixpace」を提供。

HoloLens 2を使い、誰でも手軽に3D CADやBIMで作成したデータを対応デバイスで確認が可能な3Dモデルに変換でき、設計や製造、建設、配置シミュレーション、施工、保守などで3Dデータを活用可能。これまで手作業で何日もかかっていた、AR/MR向けの変換作業が、最短で1~2分で自動的に完了するため、作業時間の大幅な短縮が見込めるという。

「mixpace」のHoloLens 2アプリを活用した様子