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JBL、車載用エントリースピーカー「CLUB」。シート下に収まるサブウーファーも
2020年3月27日 19:00
ハーマンインターナショナルは、JBLの車載用スピーカーやアンプの新製品を発表。エントリーの「CLUB」シリーズ、スピーカーユニット6種類を4月10日から順次発売。さらに、パワードサブウーファー「BASSPRO SL 2」を40,000円で、モノラルパワーアンプ「CLUB A600」を25,000円、4チャンネルパワーアンプ「CLUB A754」を25,000で、それぞれ5月中旬より発売する。
「CLUB」シリーズ
エントリーシリーズながら、ミドルクラスの「Stadium GTO」シリーズで採用されている技術を投入しているのが特徴。
価格は、2ウェイの「322F」が9,000円、2ウェイの「422F」が10,000円、、2ウェイ「622」が12,000円、セパレートの2ウェイ「602CTP」が20,000円、2ウェイの「6422F」が10,000年、シルクドームツイーター「3412T」が9,000円。
ウーファーには、Plus Oneテクノロジーと、大型ロール・ラバーエッジを採用。振動板には、紫外線耐性を施したポリプロピレンを採用する。自動車内環境の厳しい熱と湿度に耐えながら、クリーンで非共振の音質を提供できるよう設計したという。
ツイーターは、エッジ駆動のシルクドームツイーターで、より滑らかな高域再生を実現したとする。
プッシュボタン式ツイーター・レベル・コントロール(+0dBフラットおよび+3dB)を搭載。簡単なカスタム・チューニングに対応する。
CLUB 602CTPのみの特徴として、ツイーターPodを用意。ダッシュボードの上に手軽に設置ができる取付キットを追加し、アングル式で好みの音に合わせるように調整できる。
サブウーファー「BASSPRO SL2」
フロントシート下に収まる省スペース設計のサブウーファー。「BASSPRO SL」のアップデートモデルと位置づけられており、薄型設計のウーファーと、熱効率が高く省電力設計のD級アンプを組み合わせ、本体の小型化・薄型化を実現。コンパクトカーや軽自動車など、大きな機材の搭載場所確保が難しい車でも、スペースの問題を気にせずに迫力あるサウンドが楽しめるという。
周波数特性は35Hz~120Hz。クロスオーバー設定、フレキシブルなイコライザ設定も可能。ユーザーのカーオーディオに合わせ、簡単に車室のサウンド環境をアップデートできるという。
ユニットは、低歪みで豊かな低域を再現するという200mm。D級アンプを採用し、通常125W出力が可能。
通常のRCA(ラインレベル)入力に加え、スピーカーレベル入力にも対応。 ヘッドユニットがライン出力を持たない場合でも、スピーカーケーブルからの出力を分岐して入力でき、様々な車種に搭載できる。
CLUBシリーズのモバイルアンプ「CLUB A600」、「CLUB A754」
余分な機能を削減したスタンダートなアンプシリーズ。どちらもコンパクト、軽量ながら、「十分にJBLサウンドがお楽しみいただけるシステムを採用」したという。
スピーカーレベル、およびローレベル入力に対応し、市販のヘッドユニットでも純正のヘッドユニットでも組合せるが可能。可変クロスオーバーによってスピーカー構成に応じた設定ができる。バスブースト・コントロールも搭載。
「CLUB A600」にはサブウーファー制御用有線リモコン「RBC」を同梱。ドライバーが運転中もサブウーファーを調整可能。
CLUB A600はモノラルパワーアンプで、定格出力は350W(4Ω)、最大出力は600W(2Ω)。周波数特性は10Hz~320Hz(-3dB)。外形寸法は220×180×51.3mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.4kg。
「CLUB A754」は4チャンネルパワーアンプ。定格出力は75W×4(4Ω)、最大出力は100W×4(2Ω)、200W×2(Bridged 4Ω)。外形寸法は320×180×51.3mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.06kg。