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キヤノン次世代ミラーレスEOS R5は8K RAW動画や4K/119.88p対応。5軸手ブレ補正

開発中の次世代フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」

キヤノンは21日、開発中の次世代フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」の追加情報を公開。ボディ内5軸手ブレ補正機能を備えている事や、8KのRAW動画撮影、4K/119.88pでの撮影に対応するほか、4K/59.94pでの外部出力に対応する事などを明らかにした。

キヤノン初となるボディ内手ブレ補正機構を搭載している事は既に明らかにしていたが、同機能はボディ内5軸手ブレ補正で、レンズ側の光学手ブレ補正とあわせた協調制御を実現するという。

さらに、動画撮影機能の詳細も公表。4:2:2 10bit Canon Log(H.265)、4:2:2 10bit HDR PQ(H.265)の撮影が可能。さらに、8K/29.97pでの撮影が可能である事は既に発表しているが、8KのRAW動画撮影にも対応するという。

4Kは119.88fpsでの撮影も実現。4K/59.94pの外部出力も可能とのこと。

さらに、メモリーカードスロットはCFexpressとSD UHS-IIのデュアルスロットである事も明らかになった。

3月13日までに公開されている仕様は以下の通り。

  • 新開発フルサイズCMOSセンサー
  • 電子シャッター使用時 最高約20コマ/秒、メカシャッター使用時 最高約12コマ/秒の連写
  • AF被写体検出「犬・猫・鳥」の「全身・顔・瞳」に対応
  • ボディ内手ブレ補正機構とレンズ内手ブレ補正機構を協調制御
  • デュアルスロット対応
  • クラウドプラットフォームimage.canonへ画像自動転送機能
  • 8K動画撮影
  • 静止画切り出し可能
  • 高画質な4K動画に加工可能
  • フレームレート29.97fpsを実現
  • 水平方向クロップなしでの撮影可能
  • 全モードでデュアルピクセルCMOS AF可能
  • 内部記録可能