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キヤノン、視線入力ミラーレス「EOS R3」は4K Canon Log3対応
2021年6月2日 13:48
キヤノンは2日、現在開発中の視線入力機能を備えたミラーレスカメラ「EOS R3」について新たな情報を公開。RAW撮影でも最高約30コマ/秒の連写ができるほか、動画撮影では4K Canon Log3に対応し、4K オーバーサンプリングやRAW動画の内部記録にも対応する事が明らかになった。新たな外観写真も公開されている。
「EOS R3」は、プロやハイアマチュアユーザーのニーズに応える高い基本性能と信頼性を兼ね備えたフルサイズミラーレスカメラとして開発が進められており、新開発の35mmフルサイズ裏面照射積層型CMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC X」を搭載。デジタル一眼レフカメラのフラッグシップ機「EOS-1D X Mark III」などの「EOS-1」シリーズと、フルサイズミラーレス「EOS R5」の「EOS 5」シリーズに加え、新しいラインのカメラとして投入予定。
4月の開発発表時に、AF/AE追従で最高約30コマ/秒1の高速連写と高感度を両立している事や、キヤノンのデジタルカメラで初めて、視線入力機能を搭載し、ファインダーを覗いた瞳の動きに合わせてAFフレームを動かせる事なども紹介されている。
今回、追加で公表された機能は以下の通り。
- 低輝度撮影領域を拡大する性能
AF低輝度限界 EV-7.0以上
レンズ内光学式手ブレ補正機構とボディー内5軸手ブレ補正機構との協調制御により世界最高約8.0段の手ブレ補正効果 - 高速性能を支える性能とAF
RAW撮影でも最高約30コマ/秒撮影
人・動物に加えて、ディープラーニング技術による追尾被写体追加:モータースポーツ(車・バイク)
電子シャッター使用時のストロボ撮影対応
CFexpress・SDカード両メディアに対応 - プロ・ハイアマを満足させる高い動画性能
4K Canon Log3に対応
4K オーバーサンプリングの実現
RAW動画(内部記録)
動画中AF 人、動物、モータースポーツ追尾が可能 - プロの現場でも使える高い信頼性とネットワーク機能
マグネシウム合金ボディを採用
有線LAN、5GHz無線搭載(11ac相当)
バッテリーパックLP-E19採用
データ通信や電源供給可能な新しいアクセサリーシュー搭載。新しいアクセサリに対応予定 - 1系の操作性とR5の使いやすさ、両方を踏襲した外観・操作性
マルチコントローラ、スマートコントローラ採用。バリアングルモニター搭載
3つの電子ダイヤル(メインダイヤル/サブ電子ダイヤル1,2)