ケンウッド、レンズ用ガラス製スタンドのスピーカー
-LEDで発光。先着でマイスターがセッティングを助言
株式会社ケンウッドが音質技術を提供したオーデリック株式会社のガラススタンドスピーカー「SP0001」と、オプションのライトアップステージの「SP0011」(青色LED)、「SP0012」(白色LED)が直販サイト「Kenwood ec direct」で4月17日より発売開始された。直販価格はスピーカーがペアで10万5,000円、ライトアップステージが1台2万1,000円。
LED照明などを手がけるオーデリックに、ケンウッドが音質技術を提供したことで実現した製品。ガラススタンドに同軸2ウェイスピーカーを内蔵したSP0001を、ライトアップステージのSP0011/0012上に置くことで、ガラススタンド全体がLEDの色で光るようになっている。
また、購入者のうち先着10名限定で、ケンウッドの音質マイスターがセッティング方法をサポートするというキャンペーンも実施。メールでの申込みにより受け付ける。なお、サポート方法は個別訪問ではなく、メールでのセッティング方法の提案となる。
■ レンズ用ガラスを採用。LEDで包み込むように発光
SP001は、レンズ用の光学ガラスで作られたスタンドに、6cm径ウーファと2.5cm径ソフトドームツイータを同軸上に配置。円筒形と円錐形を組み合わせたアルミダイキャスト筐体により不要な振動を排除している。バッフル面がほとんど無いため、クリアで広がりのある音を再現するという。
青色LEDのライトアップステージ「SP0011」との組み合わせ |
エンクロージャはバスレフ型。ダクトには真鍮を使用し、内部音圧の影響を最小限に抑制。特許出願中という構造的な工夫で、サイズを超えた低域再生を実現するとしている。
再生周波数帯域は80Hz~25kHz、出力音圧レベルは80dB、インピーダンスは8Ω、最大入力は10W。外形寸法は140×195×170mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.3kg。
ライトアップステージは、「SP0011」(青色LED)と「SP0012」(白色LED)の2種類を用意。スピーカーのレンズ用ガラスが、光をにごり無く分散/屈折させ、全体を包み込むように光るという。外形寸法は140×60×14mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.35kg。ACアダプタが付属する。
(2009年 4月 17日)
[AV Watch編集部 中林暁]