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オンキヨー&パイオニアのAVアンプ、DTS Play-Fiハイレゾ再生に対応

オンキヨー&パイオニアは、オンキヨーブランドとパイオニアブランドで販売中のAVアンプ3機種について、DTS Play-Fiのクリティカルリスニングモードに対応させるファームウェアアップデートを公開した。これにより最高192kHz/24bitまでのハイレゾ音源をダウンサンプリングすることなく楽しめる。

対象製品はオンキヨーブランドの「TX-RZ840」と「TX-NR696」、パイオニアブランドの「VSX-LX304」。最新ファームウェアは8月4日から配信されており、ネットワーク経由、もしくはUSBメモリー経由で適用できる。

DTS Play-Fiは、無線LANを使ってロスレスオーディオを対応機器に出力できる技術。従来はそれぞれのネイティブ形式・エンコード形式に応じてストリーミング再生が行なわれてきたが、ハイレゾ音源についてはCD音質にダウンサンプリングされていた。

一方、今回3製品が対応したクリティカルリスニングモードでは、ハイレゾ音源をダウンサンプリング/リサンプリングすることなく、ネットワークに起因するジッターの発生を抑えて「完全・正確でデータ欠けのないオーディオ伝送」が行なわれる。

クリティカルリスニングモードを使用するには、最新ファームウェア適用後、iOS/Android向けに配信されている「Onkyo Music Control App」もしくは「Pioneer Music Control App」での操作が必要。

アプリの「接続」画面右上に表示されている「HI-Res Audio」ロゴをタップすると、クリティカルリスニングモードを使用可能なDTS Play-Fi対応製品がリスト表示されるので、使用する機器を選択すれば、Wi-Fiもしくはイーサネット経由で音源を再生してハイレゾ音源を楽しめる。