ニュース

Netflix、「バイオハザード」実写ドラマ化。各60分の8話構成

Netflixは、カプコンの人気ゲーム「バイオハザード」シリーズを、実写ドラマ化。ゲームを原作としながら、「2つの時間軸で新たなオリジナルストーリーを描く」という。各60分の全8話構成を予定。

1つ目の時間軸は、14歳のジェイドとビリーのウェスカー姉妹が、ニューラクーンシティに移り住むところから始まる。素晴らしい人工企業都市でウェスカー姉妹は青春を謳歌するが、次第に街の実態に気づき始め、父親が何か隠しているのではないかと疑念を抱くようになる。それが世界を破滅へと導く危険な秘密だとは知らずに……。

2つ目の時間軸は、それから10年以上経った未来の世界。地球上の人類は1,500万人足らずとなり、T-ウィルスに侵された人間や動物が60億を超える怪物となって地上を埋め尽くしている。この新たな世界で、30歳になったジェイドは生存を賭けて戦う一方、妹、父親、そして彼女自身を取り巻く過去の秘密に苦しめられる。

作品のショーランナー、製作総指揮、脚本を務めるのは、「スーパーナチュラル」を手掛けたアンドリュー・ダブ。「バイオハザードは私の一番のお気に入りのゲームです。この壮大な物語の新たな一幕の語り手となれること、そしてバイオハザード史上初のTVシリーズ作品を世界のNetflixメンバーにお届けできることに興奮しています。馴染み深いキャラクターが数多く登場すると同時に、これまで目にしたことのない新たな側面 (残虐で狂気に満ちた側面) を見せる本作は、すべてのバイオハザードのファンにとって、そして初めてバイオハザードに触れる視聴者にとっても最高の作品となるでしょう」とコメントしている。

ブロンウェン・ヒューズ (ウォーキング・デッド/ダン・エルドン ~運命の旅~)が、第1話、第2話の監督および製作総指揮を担当。製作総指揮はコンスタンティン・フィルムのロバート・クルツァーとオリヴァー・ベルビン、メアリー・リア・サットン。

プロデューサーはコンスタンティン・フィルム最高経営責任者マルティン・モスコヴィッツ。製作スタジオはコンスタンティン・フィルム。

「バイオハザード」シリーズとは

1996年、カプコンから第1作が発売されたサバイバルホラーの金字塔「バイオハザード」シリーズは、今日に至るまで全世界で1億本以上を売り上げた、ゲーム史有数のベストセラーシリーズ。

四半世紀近くにわたるその歴史の中で、同作はゲームの枠を越え、映画やテーマパークのアトラクションなど幅広いジャンルへと展開。コンスタンティン・フィルムが製作した全6作の映画版の収益は全世界で累計12億ドルを超えており、ビデオゲームを原作とする映画シリーズとしては過去最高の興行成績を収めている。