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「バイオハザード」実写映画リブート。ゲームの世界観に重点置く完全新作

カプコン「バイオハザード」シリーズ公式サイトより
(c)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

全世界でシリーズ累計出荷本数1億本を超えているサバイバルホラーゲーム「バイオハザード」の実写映画がリブートされる。脚本・監督は「海底47m」等のヨハネス・ロバーツで、制作はコンスタンティン・フィルム。国内ではソニー・ピクチャーズエンタテインメント配給で、2021年に公開される予定。

1996年にシリーズ1作目が発売されたバイオハザードは、これまでに家庭用ゲーム機と携帯アプリなどで140作品以上もの商品展開がなされた人気シリーズ。2021年にはシリーズ最新作「バイオハザード ヴィレッジ」の発売も控えている。

その映像化作品は長編CGアニメーションシリーズや、ポール・W.S.アンダーソン監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演による実写映画シリーズなどが制作されてきた。先日にはNetflixによる実写ドラマ化CGドラマシリーズ化も発表されている。

今回リブートされるのは、全世界興行収入で総額12億を超える大ヒットとなった実写映画シリーズ。リブート版では、物語の舞台が1998年、運命の夜を迎えたラクーンシティになるなど、これまでの実写映画シリーズから一新され、ゲームの世界観に重きを置いた完全新作の映像作品になるという。

リブート版にはクレア・レッドフィールドや、ジル・バレンタイン、クリス・レッドフィールドなど、ゲームでおなじみのキャラクターが登場する。キャストも発表されており、クレア役は「メイズ・ランナー」のカヤ・スコデラリオ、ジル役は「アントマン&ワスプ」のハナ・ジョン=カーメン、クリス役は「アップロード」のロビー・アメルが務める。

そのほか、アルバート・ウェスカー役にトム・ホッパー、レオン・S・ケネディ役にアヴァン・ジョージア、ウィリアム・バーキン役にニール・マクドノーが起用された。

脚本・監督を務めるロバーツは「私がオリジナルのゲーム第1作目と第2作目をプレイした当時に味わった心の底からの恐怖を、今回の映画で再現したく思っていると同時に、寂れたアメリカの小さな町で起こる現実味ある人間ストーリーを描く事で、現代の観客にとって、身近で共感できる作品にしたいと思っております」と意気込みを語っている。

プロデューサーは、アンダーソン監督の実写映画シリーズにも携わったロバート・クルツァ―のほか、ジェームズ・ハリス、ハートリー・ゴーレンスタインが名を連ねる。クルツァーは「数十のゲーム作品、6作の実写映画、そして数百ページにもわたる関連作品を経て、1998年に立ち戻り、洋館とラクーンシティの隠された秘密に迫りたいと思いました」とコメントしている。

2021年発売予定のゲーム最新作「バイオハザード ヴィレッジ」
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