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歌うためのマスク「コーラスマスク」開発

合唱・歌唱のためのマスク「コーラスマスク」

河合楽器製作所のグループ会社である全音楽譜出版社は、合唱・歌唱のためのマスク「コーラスマスク」を開発。11月26日に発売する。予定販売価格は1,300円。全国楽器店・河合楽器直営店・カワイ出版ONLINEなどで販売する。

顔の下半分を覆う仕様により飛沫飛散を抑え、口周りの空間の確保とズレを防ぎ、息苦しさや湿気による不快感を軽減。耳かけタイプで、ノーズワイヤーの調整により口元に生地が触れること無くブレスや発声が自然に行なえ、「歌うシーンだけでなくピアノ等の音楽レッスンでも先生にも生徒さんにとっても会話のストレスを感じない」という。

また、 こまめに換気をする練習環境においても着け外しが楽に行なえるのが特徴。「これから秋冬を迎えることになりますが、 首周りを温かく保つことによって免疫力の低下を抑えることも期待できますので、 歌を歌う時以外にもご利用いただけます」とのこと。水洗いにも対応している(手洗い推奨)。

全音楽譜出版社は、「新型コロナウイルス感染の終息が見えてこない今日、音楽業界にとって演奏会の中止・延期はもとより、 日頃の練習でさえ集まることが難しい状況となっています。 とりわけ歌唱を伴う学校での合唱シーンや合唱団の方たちにとっては相当なストレスを感じる日々が続いています。そのような中、 合唱界・音楽業界全体の活動を安心・安全に再開してほしいとの願いから、 合唱・歌唱用のコーラスマスクを開発した」と説明している。