iFi、多様な設定でカートリッジ/レコードに対応する小型フォノイコライザ

micro iPhono 3 BL

トップウイングサイバーサウンドグループは、英iFi-audioのフォノイコライザー「micro iPhono 3 BL」を9月18日より発売する。価格は138,000円。

アナログレコードプレーヤーなどと接続して利用するMM/MC対応イコライザ。従来機「micro iPhono2」の小型ボディ、負荷抵抗/容量、可変EQカーブ設定可能という特徴を引き継ぎ、新たにオーディオグレードパーツで回路を刷新した正統派アップグレードモデルとしている。

MC/MMカートリッジの特性は様々であり、MC/MMと一口に言っても、適正な負荷抵抗/負荷容量/ゲインはカートリッジひとつひとつで異なるという。micro iPhono 3 BLは負荷抵抗(MCカートリッジ用)8段階(22、33、75、100、250、330、1k、47kΩ)、負荷容量(MMカートリッジ用)5段階(100p、200p、300p、400p、500pf)、ゲイン4段階(MM 36、48dB/MC 60、72dB)、EQカーブ6種(RIAA、Columbia、DECCA=FFRR、eRIAA、IEC/RIAA-IEC、eRIAA+IEC)と多種多様な設定が可能で、どのようなカートリッジやレコードでも真価を引き出せるとしている。

周波数特性は10Hz～100kHz(±0.3dB)、20Hz～20kHz(±0.2dB)。SN比は85dB以上。ゲイン設定は36dB～72dB。出力インピーダンスは100Ω以下。消費電力は5W以下。外形寸法は158×58×28mm(幅×奥行き×高さ)。重量は265g。