プリンストン、iPod用“ラインアレイスピーカー”の新製品
-左右ユニット各4基の2.1chモデル。映像出力搭載
プリンストンテクノロジー株式会社は、iPodスピーカーの新製品として、左右に各4基のユニットを搭載した2.1chモデル「SoundWall」(PSP-MSSSW2シリーズ)を5月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14,800円前後の見込み。カラーはホワイト(W)とブラック(B)を用意する。
2007年1月に発売したPSP-MSSSWシリーズの後継となる、iPod向けの2.1chアクティブスピーカー。フロントのスピーカーユニットを左右に4基ずつ縦に配置した「VLA」(Vertical Line Array)技術を採用し、垂直方向の音の減衰を抑えていることが特徴。サブウーファはパッシブラジエータ方式。
Dockコネクタ搭載iPodを装着できるクレードルを搭載し、装着したiPodの再生と、付属リモコンでの操作が可能。対応iPodは第4世代以降のiPodとiPod mini/nano/classic/touch。S映像/コンポジット出力を備え、iPodの動画をテレビなどに出力できる。AC給電時はiPodの充電も可能。さらに、パソコンと接続し、iPodのデータ同期が行なえる。なお、PSP-MSSSWはパソコン接続用の端子がDockコネクタで、iPod付属のケーブルを使用していたが、PSP-MSSSW2はUSB(mini-B)に変更されている。ステレオミニ音声入力も備え、iPod以外のプレーヤーとの接続にも対応。
アンプ出力は4W×2ch+15W(サブウーファ)。ユニットはフロントがネオジウムマグネット搭載の32mm径。サブウーファは63mm径。再生周波数帯域はフロントが250Hz~20kHz、サブウーファが120~250Hz。
本体に日本語対応の液晶ディスプレイを搭載し、対応iPodの曲名表示が可能。ヘッドフォン出力も装備する。電源はACアダプタのほか、単3電池でも駆動でき、リチウム充電池利用時の連続再生時間は約8時間。外形寸法と重量は、本体が220×85×198mm(幅×奥行き×高さ/iPodクレードル格納時)。約1,310g(電池を除く)。リモコンは100×40×10mm(縦×横×厚さ)、21g(電池を含む)。
ブラックモデル | 背面(ホワイトモデル) | パッケージ(ブラックモデル) |
(2009年 4月 20日)
[AV Watch編集部 中林暁]