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ラトック、Dolby Vision/HLG対応の音声分離出力付きHDMI切替機

HDMIセレクター「RS-HDSW41A-4K」

ラトックシステムは、音声分離機能を搭載し、Dolby VisionやHLGなどのHDR規格をサポートしたHDMIセレクター「RS-HDSW41A-4K」を24日より発売する。価格はオープンプライス。楽天やYahoo!ショッピング内での直販価格は7,980円(税込)。

レコーダーやゲーム機、パソコンなど最大4台までのHDMI出力機器を、1台のテレビなどに接続できる4入力1出力の切替器。

最大4K/60Hz(4:4:4、8bit)映像に対応。HDR10映像や著作権保護のHDCP 2.2、ARCをサポートする。CECやHECには対応しない。

新モデルでは、HDR規格の対応が拡大。HDR10規格に加え、映画などで使われるHDR規格「Dolby Vision」にも対応。Dolby Visionに対応したテレビ、ディスプレイと組み合わせることでDolby Vision信号を伝送することが可能。また、4K放送で採用されているHDR規格「HLG」にも対応した。

外部音声出力機能を搭載しているのも、本セレクターの特徴。

通常のHDMI出力(映像+音声)に加え、音声出力用のHDMI出力ポートを搭載。他にも、光デジタル、同軸デジタル、ステレオミニ端子を搭載しており、4Kに対応していないAVアンプや、HDMI端子を搭載していない古いアンプなどへも音声信号が伝送できる。

HDMI入力可能なアンプとの接続時は、Dolby AtmosやDTS:Xなどのオブジェクトオーディオ信号や、Dolby True HD、DTS-HD Master Audioなどのサラウンド信号が出力可能。

HDMIを持たず、光デジタル入力可能な外部アンプと接続する場合は、ドルビーデジタルやDTSなどの5.1chサラウンドに対応する。ARCをオンにすることで、テレビからの音声も外部アンプへ出力できる。

HDMIや光デジタルを持たず、ステレオ外部入力を備えたアンプやミニコンポ、アクティブスピーカーなどと接続する場合は、アナログ接続によりステレオ音声で出力できる。

HDMIの4入力は、自動と手動の2方式で切替えが可能。付属リモコンを使えば、入力ポートをダイレクトに選択できる。

外形寸法は約210×66×25mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約330g。ACアダプターなどが付属する。