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ラトック、4K/HDR映像を8分配できるHDMIスプリッタ
2021年6月3日 20:30
ラトックシステムは、4K/60pの映像に対応した、1入力8出力のHDMI分配器「RS-HDSP8P-4K」を6月中旬より発売する。価格は21,780円。
レコーダーやパソコン、ゲーム機のHDMI出力信号を8分配できるスプリッター。HDCP2.2に対応しているため、著作権保護された4K/60p、HDRのコンテンツをディスプレイやプロジェクターなどに、最大8分配同時出力できる。
最大8台まで同時出力できる機能を利用すれば、セミナー会場や展示会など、複数のディスプレイをつかったプレゼンテーションやプロモーション映像を出力でき、ユーザーの視認性を向上できるとしている。
HDR規格は、HDR10ほか、Dolby Vision、HLGをサポート。4Kチューナーなどを接続した場合でも4K/HDRの映像を分配することが可能。3D信号の伝送も行なえる。
音声面では、ロスレス形式の高音質オーディオフォーマットのDolby TrueHD、DTS-HD Master Audioに対応。最新の立体音響サウンドDolby AtmosやDTS:Xもサポートした。なお、HEC、ARCには対応しない。
コンパクトな筐体も特徴。外形寸法は、210×67×26(幅×奥行き×高さ)で、従来の4分配モデル(約216×85×25mm)よりも小さく、持ち出し易いサイズにした。
HDMIコネクター部は、サビに強い金メッキ加工を施した。重量は約330g。ACアダプター、ゴム足などを付属する。