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Google、音にこだわる新スマートスピーカー「Nest Audio」
2020年10月1日 07:21
Googleは、Googleアシスタントが利用できる新しいスマートスピーカー「Nest Audio」を発表した。10月15日発売で、価格は11,550円(税込)。1日からGoogle ストアなどで予約受付を開始している。ChalkとCharcoalの2色展開。
Nest Audioは、Google Homeより75%音量が大きく、低音が50%強くなったという。クリアなボーカル再生のための19mmツイーターと、低音用の75mmミッドウーファーを備えている。チューニングにより、「低、中、高音域のバランスをとることで、豊かでクリアな音質を実現。明瞭な低音と深みのあるボーカルで、クラシックからR&B、ポップスなどジャンルを問わず優れた音質を再現する」としている。
また、ダイナミックレンジを維持するため、コンプレッサーの使用を最小限に抑え、「静かなパートは繊細に、ダイナミックなパートはパワフルに再現することで、作品のコントラストを維持する」という。
YouTube Music、Spotify、Radikoなどが聴ける。
Media EQ機能を備え、音楽、ポッドキャスト、オーディオブック、Googleアシスタントからの応答の再生など、聴いているものに応じて自動的にイコライザーを調整。
Ambient IQにより、室内の環境音に基づいてGoogleアシスタント、ニュース、ポッドキャスト、オーディオブックの音量を調整。例えば、「食洗機が動いていても天気予報を聴き取ることができる」という。
Google Home、Google Nest Mini、Google Nest Hubなどと連携も可能。すべてのデバイスから同じ音楽を流したり、ステレオペアとして接続して、左右のチャンネルを分離して再生させる事も可能。
「Stream Transfer」機能を使い、例えば帰宅した際に、スマホで再生していた音楽やポッドキャストの続きを、自宅のデバイスから再生する事もできる。
Googleアシスタントを使い、毎日のタスクを管理したり、音楽などを声の指示で再生したり、Philips Hueなどの対応スマートホームデバイスの操作が可能。
外形寸法は、124×78×175mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1.2kg。