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Google Home Hubは「Nest Hub」に、カメラ付き「Max」も
2019年5月8日 13:50
Googleは7日、米国で開催されている開発者向けイベント[Google I/O 2019」において、カメラ搭載の10型スマートディスプレイ「Google Nest Hub Max」を発表した。これと合わせ、18年発売の既存モデル「Google Home Hub」の名称を「Google Nest Hub」に改め、販売エリアの拡大と値下げを案内。Nest Hub Maxは米・英・オーストラリアで今夏発売。米国価格は299ドル。Nest Hubは、日本を含む12カ国での発売を予定しており、米国価格は129ドル。国内での発売日、価格は未定。
Nest Hubシリーズは、Googleアシスタント・Chromecastを内蔵し音声で様々な操作ができるスマートスピーカーと、タッチ操作可能なディスプレイを組み合わせたスマートディスプレイ端末。
Nest HubとNest Hub Maxの大きな違いは、ディスプレイサイズと内蔵カメラの有無。Nest Hubは7型ディスプレイで、Nest Hub Maxは、10型のHDディスプレイ(1,280×800ドット)を備える。またNest Hub Maxには、6.5MPカメラ「Nest Cam」をディスプレイ上部に搭載する。
ライブアルバム機能により、Google Photoにアップロードされた写真を共有、常に最新の写真をディスプレイに表示することができる。発話に応じて、フォトライブラリから写真を呼び出すことも可能。周囲の明るさに合わせてディスプレイの輝度・色温度を自動的に調整「アンビエントEQ」も搭載する。
YouTubeの動画を再生したり、Google Mapsやカレンダーの表示もできる。またキッチンに設置し、料理をしながら声で操作し、レシピを再生しながら料理するといった使い方もできる。Bluetooth 5.0、IEEE 802.11b/g/n/acをサポートする。
対応するスマート家電を制御する家庭内のハブとしての機能も備え、様々な製品と連携が可能。エアコンや照明を声で操作したり、ディスプレイを使って様々なデバイスの設定・コントロールができる。
カメラを内蔵したNest Hub Maxであれば、ビデオ通話やビデオメッセージが本体で行なえるほか、顔認証機能「Face Match」や設置した場所を外出先からモニタリング・記録できる「Nest Aware」(サブスクリプションサービス)に対応する。
外形寸法/重量は、Nest Hubが178.5×67.3×118mm(幅×奥行き×高さ)/480g、Nest Hub Maxが250.1×101.23×182.55mm(同)/1.32kg。