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Google Nest Mini発表。低音強化&壁掛け対応のスマートスピーカー

Google Nest Mini

Googleは15日(米国時間)、新しいスマートスピーカー「Google Nest Mini」を発表した。これまでのGoogle Home MiniからNestブランドに改めたほか、低域強化などの音質向上やタッチ操作でのボリューム調整に対応した。米国では10月22日に発売し、価格は49ドル。

Nest Miniでは、ソフトウェアチューニングによりハードウェアの能力を最大化し、低域の音質を向上。音量を問わず、クリアでナチュラルなサウンドを楽しめるようにした。新たに壁掛けにも対応する。

天板のLEDの左右をタップするとボリューム操作が可能。話しかけなくてもボリューム調整できる。またバックグラウンドの騒音を検知しながら、Googleアシスタントの音量を調整。例えば食器を洗っている場合は、アシスタントの音量を上げるといった調整を自動で行なう。

また、家中のデバイスでコンテンツの再生を引き継げる「Stream Transfer」に対応。リビングで聞いたPodcastの続きを、寝室のNest Miniで聞くといった利用も可能になる。

アシスタント機能も強化し、従来のHome Miniより高速に応答可能とした。これはプロセッサの高速化によるもの。さらに、米国では一部の操作はクラウドに接続なくデバイス内で完結するため、より高速な応答が実現できているという。

Introducing Nest Mini

IEEE 802.11b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)無線LANやBluetooth、Chromecast built-inに対応。カラーは、Chalk、Charcoal、Coral、Skyの4色。また多くのパーツは再生プラスチックで作られる。外形寸法は98×42mm(直径×高さ)、重量は181g。

無線LANルーターの「Nest Wifi」も11月4日より発売し、価格は2台で269ドル、3台で349ドル。シンプルなセットアップやデザイン、音声操作対応が特徴。

Nest Wifi