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U-NEXT、最高峰の画質・音質でライブ配信「PREMIUM LIVE EXPERIENCE」
2020年10月1日 15:30
U-NEXTは、運営する動画配信サービス「U-NEXT」において、放送・配信史上最高峰という1080pの映像解像度、448Kbpsの音声ビットレートを採用。高画質・高音質を安定して届ける独自システム「PREMIUM LIVE EXPERIENCE」としてライブ配信に活用する。第1弾として、10月3日に開催される松田聖子デビュー以来初のライブ配信「40th Anniversary Seiko Matsuda 2020 "Romantic Studio Live"」に使用される。
「あらゆるデバイスへ安全にライブ会場の臨場感をお届けする」という独自システム。U-NEXTは、今年の1月から、国内の動画配信サービスとして初めてハリウッドメジャースタジオ作品を4K UHD、Dolby Vision、Dolby Atmosで配信するなど、高画質・高音質を届ける技術へ投資を行なっている。
2020年6月25日から提供を開始した有料音楽ライブ配信でも、各社のDRM技術であるApple FairPlay、Google Widevine、Microsoft PlayReadyを厳格に運用しながら、解像度1,920×1,080ドットの配信を実現し、「BSデジタルハイビジョン(2K)放送同等以上のコンテンツ配信品質を実現してきた」という。
一方で、視聴者が利用するデバイスや通信の性能は向上を続け、より高品質な映像と音声を再生できるようになっているため、「もう一歩踏み込むタイミング」だとし、解像度は1080pを維持しながら、最高映像ビットレートを従来より22%向上させ9,502Kbpsに。音声ビットレートは「現在普及しているデバイスが安定的に再生可能な最高値」という448Kbpsを採用、従来の192Kbpsから大幅に引き上げた。映像コーデックはMPEG-4 AVC/H.264、音声コーデックAAC-LC。このアップデートにより「放送・配信史上最高峰の高画質・高音質を実現」したとする。
ネイティブアプリで利用でき、Android TV/Fire TV/Fire TV Stickに対応。テレビの大画面で高画質・高音質な配信が楽しめる。プレーヤーのコンテンツ再生状態に応じて最適なストリームへ自動的に切り替える「アダプティブビットレート(ABR)プロファイル技術も導入している。
同時視聴可能デバイス数は30万デバイス。エンド・ツー・エンドで完全冗長構成の配信システムを備え、片側の構成のみで30万デバイス同時視聴の処理性能を持つと共に、配信プラットフォーム側では通常制御が難しいコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)まで冗長。30万の新規入会・ライブ配信購入が短期間に集中して決済してもサーバーエラーを返さずに取引を維持する決済基盤も整えている。