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ヤマハ、ライブ映像をステージ上に再現する「Distance Viewing」

ヤマハは、アーティストの迫力あるライブパフォーマンスを忠実に記録し、ステージ上にバーチャル再現する次世代ライブビューイング「Distance Viewing」を開発。19日には音楽ユニット「ORESAMA」のワンマンライブを、初のDistance Viewingで実施する。

ヤマハでは、ニューノーマル時代の新しい音楽のあり方を提案し、音や音楽に関する社会課題を解決する「Yamaha COVID-19 Project」を推進している。その取り組みの一環として、Distance Viewingを開発。

Distance Viewingは、忠実に記録したライブ音声を完全再現し、リアルな等身大映像と本番さながらの照明演出でそのパフォーマンスをステージによみがえらせることで、会場でのバーチャルライブが可能になるほか、オンライン配信でもファンが存分に楽しめるとしている。

また、ヤマハのリモート応援システム「Remote Cheerer powered by SoundUD」との連携も可能で、オンライン配信を視聴するファンがスマホ専用サイトにアクセスし、ボタンをタップすることで、声をリモートで届けられる。離れた場所で視聴するファンの声援を現場に届けることで、満員時さながらの大歓声も安全に再現するとしている。

入場者数を制限しているライブハウスなどにおいても、ファンが見たかったライブを本番さながらの環境で何度も上映して提供できるとし、コロナ禍で苦境にあるライブハウスの動員回復、収益向上につながるソリューションとして現在開発を進めているという。

19日に開催するDistance Viewingによる公演は、前日18日に行なわれる「ORESAMA」ライブのパフォーマンスを本システムで忠実に記録したものを再現。ライブ&カフェ・スペース「Veats Shibuya」で上映してステージ上に再現する、一般向けのバーチャルライブイベントとなる。なお、リモート応援システムは使用されない。


    【イベント概要】
  • イベント名:ヤマハ、ORESAMA、Veats Shibuya presents LIVE ON DISTANCE VIEWING “Gimmme!”
  • 日時:10月19日19時30分開演(19時開場)
  • 会場:ライブ&カフェ・スペース「Veats Shibuya」
    東京都渋谷区宇田川町33番地1号 グランド東京渋谷ビルB1・B2
  • 料金:1,500円(税込/ドリンク代込)
ORESAMA